観光促進委員会視察
2025-12-22 17:25:23

令和7年度国内観光促進委員会が名取・蔵王を視察し地域活性を探る

日本の観光業の向上に貢献することを目的として、公益社団法人日本観光振興協会が令和7年度の国内観光促進委員会による現地視察を実施しました。視察は2023年12月12日から13日の1泊2日の日程で行われ、宮城県名取市と山形県の蔵王地域を訪れました。

この視察には、約20名の旅行会社や宿泊、交通事業者、観光団体などの関係者が参加し、今後の国内観光の発展に向けての議論を行いました。今年度のテーマは「地域活性につながる持続可能な観光促進」。特に「地理的分散」の深堀りを重視しています。

名取市では、名取トレイルセンターを訪問し、全長1,000キロに及ぶ「みちのく潮風トレイル」についての講演を受けました。このトレイルは、4県29市町村が力を合わせて作り上げたもので、地域の人々の熱意が生んだ「トレイルエンジェル」という旅行者へのおもてなしが、大きな魅力となっています。名取市の取り組みは、観光需要の分散に非常に効果的であることが再認識されました。

また、蔵王では、国際的な誘客アプローチやインバウンドの盛況に触れ、日本人スキーヤーの満足度を更に高める施策について話がありました。これらの取り組みは、将来を見据えた体質改善や持続可能な観光業への移行に向けた重要なステップです。

日本観光振興協会としては、視察を通じて地域の観光関係者と意見交換を行い、現状の課題を直接聞く機会を持つことによって、地域の持続的発展に寄与できるような活動を継続していく考えです。

なお、視察には、一社)東北観光推進機構、山形県観光誘致協議会、DMC蔵王温泉ツーリズム、株式会社高見屋旅館、NPO法人みちのくトレイルクラブなどが協力しました。これからも地域を支えるための助言や提言を行いながら、観光業の振興に努めます。

以上のような活動を通じて、日本の観光業がさらなる発展を遂げ、地域経済の活性化に寄与することが期待されています。今後も、地域の独自性を活かした観光振興策が求められるでしょう。


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会社情報

会社名
公益社団法人日本観光振興協会
住所
東京都港区虎ノ門3-1-1虎の門三丁目ビルディング6F  
電話番号
03-6435-8331

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