認知症と共に生きるまち「まち大賞」とは
第8回目を迎える「認知症とともに生きるまち大賞」は、認知症を抱える方々が自分らしく地域で生活できるような活動を推奨するためのコンペティションです。この取り組みは、地域の人々が共に暮らす共生社会の実現を目指し、認知症当事者やその支援者が一体となって進める活動に光を当てます。
募集要項
本賞の対象となるのは、認知症の方が活き活きと暮らすためのサービスや支援を行う団体やグループです。自治体、法人から友人や知人でつくる小さなグループに至るまで、活動の形は様々です。自薦や他薦、どちらの応募も大歓迎です。
提出された活動の選考基準
選考は以下の基準に沿って行われます。
1.
先駆性とオリジナリティー:活動が共生社会に向けた新たな試みであるか。
2.
当事者との連携:認知症の当事者が望む活動を、実際に当事者と共に推進しているか。
3.
地域との広がり:多様な人々と共に活動し、地域にその活動が広がっているか。
4.
応用性:他の地域でも応用可能な可能性があるか。
応募方法
応募は、指定のフォームまたは郵送・ファックスにて受け付けています。必要事項を漏れなく記入し、送信してください。主な応募内容は以下の通りです。
- - 応募者情報(氏名、所属、住所、電話番号、メールアドレス)
- - 取り組み情報(団体名、代表者名、所在地、連絡先、活動開始年、主な活動地域など)
- - 活動のPR内容(どのように当事者と共に活動しているか、活動の広がりなど)
例えば、当事者の生の声や、活動を通じてどのような変化があったのかを具体的に記載すると良いでしょう。
重要な締め切りと発表について
応募の締め切りは2024年8月31日です。結果発表は10月下旬を予定しており、申請者全員に通知されます。応募に際し、活動内容が分かる資料(リーフレット、写真、動画など)があれば添付してください。また、個人情報は適正に管理され、応募者との連絡のみに使用されます。
選考委員と今までの受賞団体
選考委員には、認知症介護研究の専門家や当事者の代表者が名を連ねています。過去の受賞団体の情報は公式ページで確認できます。
お問い合わせ
何か質問がある場合は、NHK厚生文化事業団までご連絡ください。電話は平日午前10時から午後6時まで受け付けています。
「認知症とともに生きるまち大賞」は、地域の力を結集し、認知症のある方々が笑顔で暮らすための大切な機会です。ぜひ、多くの方のご応募をお待ちしています。