第41回レジオネラ対策シンポジウムが開催
入浴施設における衛生管理の重要性が見直される中、2023年6月6日(火)に東京都健康プラザ『ハイジア』で「第41回レジオネラ対策シンポジウム」が行われます。これまでの成功に続くこのイベントは、入浴施設の施策や衛生管理に関わる重要な知識を参加者に提供することを目的としています。
概要
- - 日時: 2023年6月6日(火)13:00〜15:30
- - 場所: 東京都新宿区歌舞伎町2-44-1、ハイジア4階研修室
- - 参加費:
- 一般:5,000円
- 当会会員:2,000円
- 官公庁関係者:1,000円
このシンポジウムは、オンライン配信とハイブリッド形式で開催されるため、遠方にいる方でも参加しやすい環境が整っています。
プログラム
当日には学術研究者や実務に関わる専門家が一堂に会し、それぞれの知見を参加者に提供します。具体的なプログラムは以下の通りです:
- - フィールドワークを通じた保健所へのアンケート調査結果の発表
- - 旅館への訪問を通じて得たレジオネラ対策の改善事例
- - レジオネラ属菌検出リスクに関する予報
- - 介護施設や温泉施設における対策事例の紹介
- - 最後に、パネルディスカッションを予定しています。
背景
2023年初頭、老舗旅館で基準値を超えるレジオネラ属菌が検出される事案が発生しました。このことがきっかけとなり、入浴施設での衛生管理の重要性が再認識され、今後の対策が必要とされています。入浴施設での安全で安心な環境の維持は、国民の健康と安全を守るために欠かせません。
入浴施設衛生管理推進協議会について
このシンポジウムを主催する「入浴施設衛生管理推進協議会」は、入浴施設の衛生管理の正確な知識を広め、安心して入浴を楽しめる環境作りに取り組んでいます。全国各地に支部を設け、地域のニーズに応じた衛生対策を推進しています。
事業内容
- - 地元住民への正しい入浴法やレジオネラ菌に対する情報提供
- - 衛生管理技術向上を目指した講習会の開催
- - 入浴施設衛生管理者への技術レベル認定と啓蒙活動
- - 入浴施設衛生管理指導者の育成
- - 調査研究及び関連情報の提供
- - 会報や出版物の発行
このような取り組みを通じて、より多くの人々に安心して入浴していただける環境を提供していきます。
公式情報
- - 本社所在地: 東京都渋谷区笹塚1-54-7 KSビル2階
- - 会長: 中島 有二
- - 設立: 2002年11月22日
- - 公式サイト: 入浴施設衛生管理推進協議会
今回のシンポジウムは、入浴施設の衛生管理に関する情報を直接学ぶ絶好の機会です。沢山の方々のご参加をお待ちしています。