電子帳簿保存法、業務負担増
2024-07-05 12:00:40

電子帳簿保存法対応で業務負担増加!中小企業の7割が課題に直面、業務効率化の重要性浮き彫り

電子帳簿保存法対応、中小企業の7割が業務負担増加!



2024年1月施行の改正電子帳簿保存法への対応で、中小企業の業務負担が増加している実態が明らかになった。株式会社ハンモックが実施した調査では、対象となった中小企業の経理・財務・総務担当者の約7割が、業務負荷の増加を回答。電子帳簿の保存要件を理解できていない社員が多いことや、電子化された帳簿のデータ管理の煩雑さなどが課題として挙げられた。

保存要件理解不足やデータ管理の煩雑さ、業務効率化の阻害要因に



調査では、電子帳簿保存の課題として、「保存要件を理解できている社員が少ない」(44.4%)、「電子化された帳簿のデータ管理の煩雑さ」(43.5%)といった回答が多数を占めた。さらに、約半数の企業で、電子帳票のファイル名の記載や保存、フォルダの振り分けまでが自動化されていないことも判明。これらの課題は、業務効率化を阻害する大きな要因となっている。

自動化による業務負荷軽減への期待、約6割がOCR活用に意欲



調査では、ファイル管理などの自動化による業務負荷軽減への期待も高いことがわかった。約半数の担当者が、自動化によって業務負荷が軽減されると回答。特に、「得意先ごとにファイル保存する手間軽減」(50.5%)や「誤ったファイル命名や分類の確認作業の軽減」(47.6%)といった効果への期待が大きい。さらに、今後電子帳簿保存法に対応する業務においてOCR(光学文字認識)を活用したいと考えている企業は約6割に達した。

効率的な業務フロー構築に向けた取り組みが急務



今回の調査結果から、多くの企業が改正電子帳簿保存法への対応に苦戦していることが明らかになった。特に、データ化の確認作業や、ファイル管理といった基本的な業務においても自動化が進んでいない状況は、業務効率化の大きな課題と言える。企業は、ファイル管理等の自動化を進め、より効率的な業務フローを構築することで、業務負担を軽減し、経営資源の有効活用につなげることが求められる。

株式会社ハンモックが提供する「DX OCR」



株式会社ハンモックは、帳票データ化ソフト「DX OCR」を提供している。DX OCRは、帳票、手書き文字、画像など、あらゆるドキュメントを高認識率でデータ化することが可能。また、必要な項目だけを選択し、基幹システムに連携できるCSVデータの自動出力が可能なため、人によるデータ入力業務を改善し、時間とコストの大幅削減を実現する。

株式会社ハンモックについて



株式会社ハンモックは、法人向けソフトウェアメーカー。顧客の課題解決に貢献するため、高品質で必要な機能をスピーディーかつ適切な価格で提供している。

主な製品・サービス

統合型IT運用管理『AssetView(アセットビュー)』
名刺管理、営業支援ツール『ホットプロファイル』
新規開拓 フォーム営業ツール『ホットアプローチ』
帳票データ化ソフト『AnyForm OCR』
* データ入力サービス『WOZE(ウォーゼ)』


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。