ユニオンテック、働きがいのある会社に初認定
ユニオンテック株式会社(東京都渋谷区)が、世界171カ国以上で活動する「Great Place to Work® Institute Japan(GPTW Japan)」によって、2026年版「働きがいのある会社」に認定されました。この認定は、同社が「Build a new standard.」を掲げ、オフィスや店舗の内装デザイン、設計、施工のワンストップサービスを提供する中で、社員が働きがいや誇りを感じられる環境作りを重視した成果です。
働きがいのある会社認定の意義
「働きがいのある会社」という認定は、従業員のアンケート結果を基に、職場文化の優れた企業を選出するものです。この認定を受けることにより、ユニオンテックは「働く人を大切にする組織」であることを内外に示すことができます。
GPTW Japanがこの認定を行うにあたり、「働きがい」の定義は “立場、仕事、勤務地に関係なく、全ての従業員が会社やリーダーを信頼し、自身の仕事に誇りをもって共に働く仲間と連帯感を感じられる会社” とされています。ユニオンテックは、彼らのアンケートから、信用、尊重、公正、誇り、連帯感という5つの要素が全て一定水準をクリアして認定を受けました。
ユニオンテックの評価ポイント
具体的にどのように評価されたのか、以下の3つの特長が高く評価されています。
1.
独自の成長支援プログラム:人材の成長を促進するための多様な施策が用意されており、社員が自発的にスキル向上を追求できる環境を整えています。
2.
協働の機会:社内アイデアコンテストやミドル層の経営参画プログラムなど、社員同士の協力を促進する制度が充実しています。
3.
公正な報酬体系:個々の成果に見合った報酬が支給される仕組みがあり、社員のモチベーションを高めています。
具体的な取り組み
ユニオンテックでは、社員の成長と働きがいを高めるために、様々な取り組みを行っています。以下にいくつかの例を挙げます。
IDEA UNION(社内アイデアコンテスト)
部署や職種を超えた全社横断のチームが、会社の課題や新規事業アイデアを提案するコンテストを実施しています。優れたアイデアには賞金が授与されるほか、アイデアの事業化を支援する取り組みが行われています。これによりイノベーションの創出やチームワークの深化を図っています。
UT100会(経営参加プログラム)
各事業部の管理職メンバーによるプログラムで、「100人で売上100億円を目指す」との目標のもと、実行可能な施策を議論・推進しています。このプログラムを通じてメンバーは経営視点を養い、意思決定能力を高めることができます。
スキルアップ支援制度
全社員を対象とした補助金制度があり、自己研鑽のために書籍やセミナーなどを自由に選択することができます。この制度はリスキリング文化を醸成し、個々の市場価値を高める一助となっています。
関連会社化支援制度
社員が自らの意思で事業を立ち上げる機会を提供する制度も用意されています。これまでに3社の関連会社が誕生し、経営にも挑戦する機会を提供しています。
他にも、定期的な社内イベントや部活動制度など、社員同士のつながりを深める取り組みを実施しています。
今後の展望
ユニオンテックは、今後も「社員の挑戦が顧客の成果につながる組織」を目指し、働きがいと業績の両立に努めていく方針です。代表取締役の大川祐介氏は、「このたびの認定はスタートラインに立った証であり、次はランキング入りを目指します」と語っており、さらなる成長への強い意思を示しています。
まとめ
ユニオンテックが「働きがいのある会社」として認定されたことは、社員の意欲や成長を促進するための多くの努力の結果です。今後も同社の取り組みに注目し、さらなる向上を期待しています。