エンジニア採用の新風!ノールック採用制度の実態と影響
最近、エンジニアの採用において「ノールック採用」という新しい制度が注目を集めています。この制度は、スキルシートだけを基にした面接なしの採用方法で、その効果はどのようなものなのでしょうか。
ノールック採用の試み
実際にTwitterでの試みを通じて「ノールック採用100%」がエンジニアに求められているのかを調査したところ、わずか2時間で内定者が1名決まり、2日でさらに2名が決まったという実績があります。この結果は、企業のブランディングやビジョンへの共感が大きな要因となったと考えられています。企業の姿勢がエンジニアに響いたといえるでしょう。アカウント名は「ginza_no_motcii」。
実際に入社したエンジニアの声
この制度を利用して入社したエンジニアからは、次のような声が寄せられています。
- - 「面白い会社だと思っていたので、こんな形で転職活動を終えるとは思わなかった」
- - 「もっちーさんのツイートがエンジニアを本当に考えてくれていると感じた」
- - 「型破りで楽しそうだとずっと思っていた」
これらの反応は、制度が求める価値観と企業の理念が合致していることを示しています。制度自体は大胆ですが、企業が信じる人材の可能性を大いに引き出すものになっています。
採用制度に込めた思い
MapleSystemsでは、人物面の評価も大変重要視しています。内部でも問題行動を取る社員が存在することは事実ですが、人事が社内でのサポートを行うことで改善が可能であることを実感しました。「人は変わっていける」という信念から、人物面での不採用がエンジニアの未来に悪影響を与えるのではないか、との考えが生まれました。
そこから「スキル面の成長サポートだけでなく、人物としての成長も支援する」という新たな考え方が形成され、全く新しい採用制度が誕生しました。
逆張り発想による新たなチャレンジ
MapleSystemsは、「逆張りの発想」を基にさまざまなオリジナル制度を展開しています。この中には、「オープンキャリア制度」と「AO転職」があります。
オープンキャリア制度
この制度は、社員が転職の相談を会社に対してオープンに行えるようにするものです。転職に対する後ろめたさを感じることなく、良好な人間関係を保ちながらキャリアの相談ができる場を提供することを目的としています。
AO転職
一芸入社だけでなく、一芸転職もあり得るのではないかとの考えから、転職の多様性を重視した「AO転職」の制度が設けられました。異業種からの転職でも、ユニークな個性を持っていることで採用の道が開かれます。
MapleSystemsについて
MapleSystemsは、SESの客先常駐スタイルのバックオフィス業務を支える「契約管理できるくん」を運営しています。2009年に設立され、現在では6社、エンジェル投資家からの出資も受けています。新たな挑戦を通じ、業界の変革を目指し日々活動しています。
これからの採用活動において、ノールック採用をはじめとしたさまざまな制度がエンジニアの未来をどう変えていくのか、注目です。