姫路天然ガス発電所1号機の営業運転開始
2026年1月1日、ついに姫路天然ガス発電所1号機が営業運転を開始しました。この施設は大阪ガスの完全子会社である姫路天然ガス発電株式会社によって運営されており、2019年9月の投資意思決定から約7年の歳月をかけて完成を迎えたものです。発電所は2号機も建設中で、2026年5月の営業運転開始を見込んでいます。
Daigasグループの供給力を大幅に拡大
この新たな発電所は、Daigasグループの電力供給能力を約1.6倍に引き上げます。脱炭素社会の実現を目指し、天然ガス火力発電の重要性が高まる現在、安定的な電力供給は社会の課題とされています。本発電所では、最新鋭のコンバインドサイクル発電方式を用いて、環境負荷をできるだけ減らしつつ、安定供給に努めます。
世界水準の発電効率
本発電所の心臓部は、三菱重工業製の最先端ガスタービンです。このガスタービンは圧縮した空気と天然ガスを混ぜて1,650℃で燃焼させ、得られたエネルギーでタービンを回転させます。さらに、燃焼後の排ガスの熱を利用して蒸気を発生させ、その蒸気で追加のタービンを駆動することで、より効率的に電力を生み出します。この方式により、同等の石炭火力発電所と比較してCO2排出量を約半分に抑えることができ、低炭素社会への貢献が期待されます。
環境配慮も徹底
地域社会への配慮がなされている点も特徴的です。発電所では、主要設備を騒音を防ぐための吸音パネル付きタービン建屋内に設置し、敷地北側には高さ約40メートルの防音壁が設置されています。このような対策は、駅や住宅地に近いエリアにおいても地域住民の生活環境を守るためのものです。今後も地域との調和を大切にしながら、安定的な稼働を続ける予定です。
Daigasグループの未来へ
Daigasグループにとって、この発電所は電力事業の重要な拠点となります。1号機と2号機が稼働することで、グループとしての電力供給能力が飛躍的に向上します。今後、気候変動に関連する課題の解決や、社会全体に役立つ持続可能な電力供給に向けた取り組みを継続して行い、地域社会やビジネスのさらなる進化に寄与することを目指していきます。
本発電所の設立は、エネルギー分野における技術革新や騒音対策への配慮、環境への影響軽減などを盛り込んだモデルケースとなりそうです。姫路天然ガス発電所は、エネルギー供給の未来を担う重要な役割を果たす施設として期待されています。