水族館とアートの夢のコラボレーション
静岡市にある「スマートアクアリウム静岡」では、元水族館の飼育員であり、独自のアート活動を行う「なんかの菌」氏とのコラボ企画展、「水族館の“ただならぬ”見どころ展」が2025年11月30日から2026年2月1日まで開催されます。この企画展は、飼育員としての経験を基にした彼のユニークな視点から、水族館の魅力を伝える内容となっています。
アーティスト・なんかの菌とは?
なんかの菌氏は、神戸大学大学院で美術史学を専攻した後、ある異色の面接を経て水族館に入社しました。そこでの経験を生かし、現在は生物をテーマにしたイラストやデザインを手がけています。つい先日には、「水族館飼育員のただならぬ裏側案内」という書籍も発表し、トークイベントやサイン会を多くの方に楽しんでもらいました。
展示内容と特長
この企画展では、なんかの菌氏が厳選した18点の作品を展示します。具体的には、10点のパネル作品と8点の額装作品が並びます。これらの作品は、彼の水族館での経験をもとに描かれたものであり、来場者はその裏側に隠されたストーリーや細かなディテールを楽しむことができます。
自由な発想の空間
スマートアクアリウム静岡は、単なる水族館ではなく、暮らしに寄り添った新しいスタイルの「水族館」です。最新の技術を駆使した展示と、アートの融合により、訪れる人々に新たな体験を提供しています。企画展を通じて、来館者はアートを観賞するだけでなく、飼育員という特殊な職業の視点からも水族館を楽しむことができるチャンスです。
アクセス情報
開催場所は静岡市の松坂屋静岡店本館7階です。JR静岡駅からは地下道を通って徒歩約3分とアクセスも良好。営業時間は午前10時から午後7時までで、最終入場は午後6時です。ただし、同店の休業日には訪れることができませんので、あらかじめ確認しておきましょう。
入場は無料ですが、別途水族館への入館料が必要になるので、事前に公式サイトを確認してください。
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現代アートと水族館の新しい形を体感できるこのイベント、特に水族館やアートが好きな方には見逃せないチャンスです。何が「ただならぬ」のか、その目で確かめに足を運んでみてはいかがでしょうか。