大阪・関西万博における充電事情とは?
2025年5月14日から19日まで開催された大阪・関西万博。近年、スマートフォンは様々な場面で利用されており、そのため充電の必要性は高まっています。今回、モバイルバッテリーシェアリングサービス「ChargeSPOT」を運営する株式会社INFORICHが、来場者310名を対象に実施した「万博での充電状況実態調査」について紹介します。
スマホ利用の重要性
万博会場では、チケットの表示からマップの検索、キャッシュレス決済、さらにはSNSの使用まで、スマートフォンが不可欠な存在です。このため、来場者にとっては充電が非常に重要になります。INFORICHは大阪府内に5500以上のChargeSPOTを設置しており、万博の玄関である夢洲駅や会場内のビジョンサービスのブースでもモバイルバッテリーの提供を行い、来場者の充電環境をサポートしています。
調査結果の概要
調査の結果、「会場が広くて大変だった」と感じた人が58.7%で最多でした。また、「スマホの充電が切れそうになった/充電がなくなった」ことに困ったという回答が28.7%に上りました。シンポジウムやパビリオン巡りに多くのエネルギーを消費する中、充電に関する不安を感じる来場者が少なくないことがわかります。
さらに、充電が切れた場合の状況として「パビリオンの情報が確認できなかった」が69.7%と最も多く、次いで「写真や動画が撮れなかった」(62.9%)や「マップや案内が見られなかった」(59.6%)と続きました。この結果からも、スマートフォンのバッテリー残量が来場体験に直結していることが伺えます。
前もっての充電対策
調査では、来場前に「事前にフル充電してきた」と答えた人が83.9%に達し、また、60.0%が「モバイルバッテリーを持参した」と回答しました。しかし、来場中に充電不安を感じた人は55.5%に達しており、事前の準備が必ずしも万全とは言えない状況でした。このことから、来場者にはさらなる充電対策の重要性が示唆されます。
充電切れの対処法
充電が切れた場合の対処法として最も多かったのは「友人や家族にモバイルバッテリーを借りた」というもので、52.8%でした。他には「スマホの利用を控える」(48.3%)や「会場内の充電サービス(コンセントやChargeSPOTなど)を利用した」(38.2%)といった回答が見られました。この結果からも、充電の重要性が強調されます。
スマホ充電対策の必要性
万博に参加する際は、充電状況を意識することが重要です。気軽に楽しむためには、充電が切れないようにいくつかの対策が求められます。外出時の“うっかり充電切れ”を防ぐためには、モバイルバッテリーの活用や、会場内での充電スポットを事前にチェックしておくなどの工夫が必要です。
調査の詳細
この調査は、2025年5月14日から19日まで実施され、全国からの310件の有効回答を得ました。性年代別に均等に回収されたデータは、今後の充電対策やサービス開発に役立っていくことでしょう。充電状況に気を配ることで、より快適な万博体験を楽しむことが期待されます。