UI Conductor新バージョン
2022-10-31 11:00:01

カンデラが提供する新バージョンUI Conductor 1.9.11の魅力とは

カンデラが発表した新たなUIオーサリングツール



カンデラは、組み込み機器向けのUIオーサリングツール「UI Conductor」の最新バージョン1.9.11をリリースしました。この新バージョンは、従来の機能を大幅に強化し、ソフトウェア開発における生産性を大きく向上させることを目的としています。特に、ソフトウェア設計標準規格である「MISRA C」に対応し、信頼性の高い開発をサポートします。さらに、迅速に圧縮できる画像フォーマット「QOI」を新たに導入することで、画像処理の効率も向上しています。

UI Conductorの特長



「UI Conductor」は、カンデラが提供するHMI開発に特化したツールであり、これによりユーザーは視覚的に編集したUIを実際のデバイスにそのまま移行することが可能です。この特性により、HMI開発の生産性は飛躍的に向上しています。また、プラグインアーキテクチャを採用しているため、各開発環境に特化した機能拡張が容易に行えます。これにより、HMI開発の早い段階から品質を測定することができ、高精度のプロトタイプ開発が可能となっています。

1.9.11の具体的な改善点



新バージョン1.9.11では、数々の改善点が盛り込まれています。まず、高い信頼性が求められるクリティカルなシステム向けに、「MISRA C」に準拠した開発ガイドラインの資料が提供されます。このことにより、確実に規格を遵守した開発が行えるようになります。

また、新たに実装された「QOI」フォーマットは、従来のPNG形式と比較して、数十倍の速度で画像をエンコードすることができます。この速度向上は、開発過程でのストレスを大幅に軽減し、ユーザー体験を向上させます。

さらに、改善されたテキストチェック機能により、複数のテキストを同時に処理することが可能になりました。この機能は、任意のタイミングで複数回のチェックを実施できるため、より効率的にUIを作成することができます。

操作性も大幅に向上しました。オブジェクトの表示状態の確認が簡便になり、これまで以上に直感的にUIを構築できるようになりました。様々な文字の読み込み速度や画像の表示性能も改善され、全体的なパフォーマンスが飛躍的に向上しています。

カンデラの今後の展望



カンデラは、組み込みソフトウェア開発の実績を20年以上持つ企業であり、その信頼性と豊富な経験を活かして、カスタマイズ可能な製品群を提供してきました。今後も、HMIに関連するニーズに対応するために、ユーザーや業界パートナーと緊密に連携していく方針です。

最新のカンデラ製品やサービスの詳細は、公式サイトでご覧いただけます。また、カンデラのニュースレターに登録すれば、新製品や最新情報をいち早く受け取ることができます。興味のある方はぜひチェックしてみてください。

会社情報

会社名
株式会社カンデラ ジャパン
住所
東京都新宿区西新宿4-15-7パシフィックマークス新宿 パークサイド2F
電話番号
03-6821-3630

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