ハカルプラスの新センサー
2025-07-30 09:25:57

ハカルプラス、スマート農業市場に初参入!革命的センサーFolina登場

ハカルプラス、スマート農業市場に新たな風を吹き込む



来年、創業110年を迎える計量・計測器メーカーのハカルプラスが、ついにスマート農業市場に参入します。彼らの新しい製品、ポータブル硝酸態窒素センサー「Folina(フォリナ)」が、2025年10月に販売開始予定です。この製品は、日本初となる「非破壊型」であり、農業の現場での施肥管理に革新をもたらすことが期待されています。

Folinaって何?


これまで、農業生産者は経験や直感に頼って施肥の判断を行ってきましたが、その結果、肥料の過剰使用や作物の品質のばらつきが問題になっていました。そこで、Folinaが活躍します。このセンサーは、葉を切ることなく、ただ挟むだけで硝酸態窒素濃度を推定できるため、施肥の最適化が手軽に実現可能です。これにより、農業生産者はデータに基づいた施肥管理を導入でき、持続可能な農業を実現できる可能性があります。

環境への配慮


近年、グローバルな食糧需要の増加やエネルギーコストの上昇により、化学肥料の価格が高騰しています。この状況は特に日本の農業生産者にとって大きな打撃となります。その一方で、ハカルプラスは「みどりの食料システム戦略」にも協力し、2050年までに化学肥料の使用量を30%削減する目標にも貢献します。Folinaの導入により、効率的な施肥管理が可能になり、化学肥料を減少させることで環境負荷の軽減が期待されます。

特徴


Folinaは高い技術を持ち、以下の特長があります。
  • - 特許を取得した光学センシング技術を搭載
  • - 非破壊で、約7秒で即時に硝酸態窒素濃度を推定
  • - 測定結果はスマートフォンを通じて、クラウドに自動保存
  • - どんな経験のないユーザーでも安定したデータが取得可能
  • - コンパクトなデザインで、片手で容易に操作できる
これらの特徴により、Folinaは農業を未来へと導く強力なツールとなるでしょう。

今後の展望


Folinaは現在、トマト専用のモデルですが、将来的にはイチゴやキュウリなど、さまざまな作物への対応も計画されています。農業試験場との共同実証も行い、効果的な運用方法や施肥タイミングを研究していく予定です。ハカルプラスはこれからも、Folinaの基盤を活かし、様々なセンシング技術を開発・展開していく考えです。

最後に


ハカルプラスのFolinaは、農業に新たな効率性と持続可能性をもたらす製品として、多くの期待が寄せられています。農業生産者や研究者にとって、これまでの経験や勘に頼らず、データに基づく管理が可能になることで、持続可能な食料生産が実現することを目指しています。詳細は公式ウェブサイトでご確認ください。


本件に関するお問い合わせは、ハカルプラス株式会社新規事業開発本部までどうぞ。メール: [email protected]


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会社情報

会社名
ハカルプラス株式会社
住所
大阪府大阪市淀川区田川3-5-11
電話番号
06-6300-2111

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