日本ディープラーニング協会、E資格2024結果発表
日本ディープラーニング協会(JDLA)は、2024年8月30日から9月1日に実施されたエンジニア資格「JDLA Deep Learning for ENGINEER 2024 #2」(通称E資格)の合格者を発表しました。この試験は、ディープラーニング技術を実装するエンジニアに必要なスキルを認定するもので、多くの受験者が挑戦しました。
E資格2024年第2回結果
今回のE資格には906名が参加し、その内の600名が合格したとのこと。合格率は66.23%となり、合格者の累計は8,485名に達しました。それぞれの科目における平均得点率は以下の通りです:
- - 応用数学 59.89%
- - 機械学習 58.07%
- - 深層学習 56.03%
- - 開発環境 68.50%
特に合格者の属性情報など、詳細はJDLAの公式サイトで公開されています。
E資格2025年開催スケジュール
JDLAは2025年のE資格についてもスケジュールを発表しました。2025年は以下の日程で開催する予定です。
- 試験開催日:2025年2月21日(金)~2月23日(日)
- 受験申込受付期間:2024年12月2日(月)から受験日前日23:59まで
- 特別措置として、受験資格は試験日の過去2年半以内に修了していること
- 試験開催日:2025年8月29日(金)~8月31日(日)
- 受験申込受付期間:2025年6月2日(月)から受験日前日23:59まで
このような日程での開催により、エンジニアとしてのスキルを持つ人材の育成を進めるとされています。受験を考えている方は、これらの日程を参考に準備を進めると良いでしょう。
JDLA認定プログラムについて
JDLAが実施するE資格を受験するためには、JDLA認定プログラムのいずれかを試験日の過去2年以内に修了する必要があります。このプログラムは、JDLAが定めるシラバスに基づいて審査・認定された教育事業者が提供するもので、最新の技術情報を網羅しています。プログラムの受講は、国の制度をうまく活用することで自己負担額を軽減することができるため、特に助成金制度の活用を考えると良いでしょう。最大70%の助成が支給される可能性があるため、積極的に申請してみる価値があります。
日本ディープラーニング協会の取り組み
JDLAは、ディープラーニングを事業の核とする企業が集まり、産業競争力の向上を目指して設立されました。ディープラーニングの技術的な普及と、それを活かした人材育成、国際連携など幅広い活動をしており、特に産業の健全な発展に寄与することを目的としています。設立から現在までさまざまな取り組みを行っており、エンジニア資格を通じて産業界に貢献する姿勢を強調しています。
詳細については、公式サイトやSNSで常に新しい情報が発信されているので、チェックしてみることをおすすめします。