GMOサイバーセキュリティが国際サイバー犯罪訓練に挑む

GMOサイバーセキュリティが国際的なサイバー犯罪捜査訓練を支援

GMOインターネットグループに属するGMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社は、2025年5月20日から23日までマレーシアのクアラルンプールで行われたインターポールと欧州評議会主催の「Digital Security Challenge」と「Cyber Games」において、AIを悪用したサイバー犯罪に関する捜査手法を学ぶ実践的な演習を提供しました。

この演習には、インターポールおよび欧州評議会の加盟国から108名が参加し、国際的なサイバー犯罪捜査の能力を向上させることを目的としました。参加者は、ランダムに編成されたチームで課題に取り組み、AIを悪用したサイバー犯罪の捜査技術を実践的に学びました。このようなイベントは2016年から開催されており、現実のシナリオに即した技術の向上を図るためのものです。

実施内容と目的

本年度の「Digital Security Challenge」は、AIに関連した新たなサイバー犯罪への対処がテーマであり、参加者はチームでシナリオ課題を解決することに挑みました。GMOサイバーセキュリティが提供した演習において、参加者はサイバー犯罪捜査の最新手法を実践し、翌日の運営に向けて膨大な情報を共有しました。

福森大喜氏（GMOサイバー犯罪対策センター局長）は、今回の訓練を通じて、AIの悪用が多くの国に共通する課題であることをようやく実感しました。「Digital Security Challenge」での演習は、各国の法執行機関からのヒアリングを反映しており、参加者全員が手を動かし実践形式で学ぶ中で濃密な経験を得ることができました。

国際的な協力と知識の共有

GMOサイバーセキュリティ byイエラエは、自社のノウハウを生かしながら国際的な協力を促進し、サイバーセキュリティの専門家としての立場を強化しています。演習の参加者は、他国の法執行機関の知識や技術を学び合い、新たな友好関係も構築されました。

また、GMOサイバーセキュリティは、緊迫した中での演習から得た洞察をもとに、今後もさらなるサイバー犯罪対策を推進していく方針です。安全な社会の実現に向けて、技術の進化と共に進化するサイバー犯罪に対抗するための知識と技術の共有は欠かせません。

GMOサイバーセキュリティの理念

GMOサイバーセキュリティは、国内で最大規模のホワイトハッカーを集結させ、サイバーセキュリティのプロフェッショナルを目指しています。「世界一のホワイトハッカーの技術力を身近に」をスローガンに、安全なインターネット社会の実現と仲間の安全を守るため、包括的なサイバーセキュリティ対策を提供しています。本訓練参加を通じて、今後も技術革新と国際的な知識の共有を進め、サイバーセキュリティの向上に努めていきます。

GMOサイバーセキュリティのさらなる展開に、今後も目が離せません。彼らの活動が世界中の法執行機関や企業に貢献することを期待しましょう。