キャリア支援教育の実情
2024-02-19 14:00:01
京都産業大学と彌榮自動車が進めるキャリア支援教育の実情とは
新たなキャリア形成を目指して
2023年度、京都産業大学は彌榮自動車株式会社との連携のもと、学生のためのキャリア形成支援教育科目「スタートアップ・キャリアデザイン」を行いました。この科目は、主に1・2年次の学生を対象に、就職活動に役立つ知識やスキルを磨くことを目的としています。特に「企業の魅力」を理解し、自らの将来にどのように生かすかを学ぶ貴重な機会となります。
実習内容とその目的
この教育科目の特徴は、学生が現場での体験を通じて実際のビジネス環境を理解することにあります。事前講義では、キャリア形成、企業の経営戦略、ビジネスマナーなどの基礎知識を学んだ後、京都の中堅・中小企業へ実習生として訪問します。
実習の一環として、インタビュー調査を行ったり、3~5日間の見学型インターンシップを経て、最終的にはそれらの経験をレポートとしてまとめ、発表する流れとなっています。こうした実践的な体験を通じて、学生自身が「働く場」としての企業の魅力を体感し、それを将来の選択肢として活かすことが期待されています。
彌榮自動車の貢献
彌榮自動車は、2013年度からこの教育プログラムに協力しており、社会貢献の一環として積極的に産学連携に取り組んでいます。2023年度の発表会は2024年1月10日に予定されており、当日には受け入れ企業の担当者や関係者約30名が参加する予定です。昨年度は協定型インターンシップ科目への参画も行っており、今後は企業の課題解決を目指す「課題解決型科目」への participationも進めていく考えです。
地域社会への貢献
彌榮自動車は、企業理念に基づき「旅客運送事業を通じて地域社会に貢献する」という理念を掲げています。これからも「移動における新たな価値の追求と創造」をテーマに、地域社会に寄与する事業を展開していく意向を示しています。地域に密着したビジネスを行うことで、学生や若者の成長を支援し、持続可能な地域社会を実現することが目指されています。
まとめ
このように、彌榮自動車と京都産業大学の連携は、単なる教育的な取り組みにとどまらず、地域社会全体の発展につながる重要なプログラムです。学生が実際の企業と触れ合うことで得られる経験は、彼らの今後のキャリアにとっても大きな財産となるでしょう。そして、地域の企業が教育に貢献することで、より良い未来を切り開く一助となることが期待されています。詳細については京都産業大学の公式サイトをご覧ください。
会社情報
- 会社名
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彌榮自動車株式会社(ヤサカグループ本社)
- 住所
- 京都市下京区中堂寺櫛笥町1番地
- 電話番号
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