元NHKアートディレクター中谷日出氏が新たな創造の場を提供するオンラインコミュニティを始動

元NHKアートディレクター中谷日出氏、新たな作品創造の場を提供

かつてNHKのアートディレクターとして革新を推進してきた中谷日出氏が、2025年2月7日にオンラインコミュニティ「hello.new world ! 中谷日出のデジタルエンターテインメント大学」（以下「中谷日出のデジ大」）を開設します。これに先立ち、1月27日からはコミュニティの初期メンバー募集もスタート。コミュニティのプラットフォームには、オシロ株式会社による専用のオンラインシステムOSIROが採用されています。

挑戦者の集う場所を目指して

中谷氏は、直接講義を通じてクリエイターが自らの潜在能力を最大限に発揮できる場を提供することを目指しています。彼は、2019年からの5年間、東京国際工科専門職大学でデジタルエンターテインメント学科の教授を務め、クリエイターエコノミーの新たな創造方法を研究してきました。この研究を基に新しいコンセプトのコミュニティを構築することに至りました。

「中谷日出のデジ大」は単なる学びの場ではなく、また仲間との交流を通して成長できる環境が重要視されます。オンライン授業とオフラインイベントの両方を通じて、メンバーは双方向のコミュニケーションを図りながらスキルを向上させていくことが期待されます。また、生成系AIを活用した新しい挑戦にも取り組み、さらなるクリエイティビティを刺激します。

OSIRO導入の背景

中谷氏がOSIROを選択した理由として、次の2点があります。第一に、クリエイターエコノミーの時代にマッチした新しいメディアとしてオンラインコミュニティの利点の大きさを実感したこと、第二に、一緒に新メディアの可能性を探っていけるパートナーを得られることです。この二つが融合し、コミュニティの強みとなるのです。

コンテンツの豊富さ

「中谷日出のデジ大」では、多彩なコンテンツが用意されています。講義は毎週配信され、特別講義やブランディングに関する実践的な内容が含まれます。中には、TikTokクリエイターとの共同企画や最新ニュースを解説する内容もあります。加えて、不定期に行われるオンラインライブ配信やオフ会、コミュニティメンバーからの作品募集など、様々な活動が計画されています。特に、年に一度の芸術祭は、メンバーの優れた作品を披露する場として注目されています。

中谷日出氏の思い

中谷氏は、人工知能研究のバックグラウンドを持ち、これからのクリエイティブリーダーとしてのスキルを培う重要性を強調しています。彼は「このコミュニティから、AIとエンターテインメントが融合した新たなクリエイターたちが生まれることを期待しています」と述べ、未来への希望を語りました。彼の長年の成果や知見を共有する場として、このコミュニティは重要な役割を果たすでしょう。