長崎からの新しい支援の形『農福オンラインマルシェNAGASAKI』が始まります

新たな取り組み『農福オンラインマルシェNAGASAKI』

長崎県佐世保市において、地域の障がい者支援を目的とした「農福マルシェNAGASAKI」が特設サイトでのオンライン開催を決定しました。新型コロナウイルス感染症の影響により、例年行われているマルシェが中止となる中、初の試みとしてこの特設サイトを通じて、誰でもアクセスできる販売ルートを設けたことが特徴です。

このオンラインマルシェでは、長崎県内の障がい者就労支援施設が制作した加工品や新鮮な野菜、魅力的な雑貨などが並びます。購入することで、これらの施設を支援することができる仕組みです。これにより、従来は佐世保市まで出かけて購入しなければならなかった商品が、全国どこにいても手に入るチャンスが生まれました。

コンセプトと目的

「農福オンラインマルシェNAGASAKI」のコンセプトは、『働く想いと技術・繋がりと支援、情熱』です。参加する全ての障がい者が自分の特性を活かし、工賃の向上を目指すとともに、福祉分野における人材確保を図る貴重な機会としています。この試みは、地域貢献にも力を入れたいという思いが込められています。

出店事業所の紹介

さまざまな事業所が参加しており、それぞれが独自の製品を提供しています。以下にいくつかの出店事業所を紹介します。

- ハートフル: 公立高校への弁当配達や、ネット販売に注力しているB型作業所です。
- 麦わら帽子: 豆腐やスイーツの製造を行い、利用者が楽しく作業できる環境を提供しています。
- わーくさせぼ: 高品質なポップコーンを製造・販売しており、その背後には利用者たちの笑顔が広がります。
- 千草野学園: おからを使ったお菓子を中心に、安全で安心できる製品作りに励んでいます。
- やまびこ農苑えぼし: 大自然の中で作물を育て、動物の飼育も行っている農業事務所です。

ショッピング情報

特設サイト「農福オンラインマルシェNAGASAKI」では、様々な支払い方法が用意されており、クレジットカード、コンビニ決済（Pay-easy）、銀行振込、キャリア決済、PayPalなどが利用可能です。商品ごとに送料が異なるため、購入時には注意が必要です。

長崎の特産品を通じて、障がい者支援を身近に感じていただくために、ぜひこの機会に「農福オンラインマルシェNAGASAKI」を訪れてみてください。皆様の温かいサポートが、障がい者の方々の未来を支えます。