絵本『おにんぢゃおかしじごくをめぐる』が子ども心をつかむ！

鬼と忍者とお菓子の冒険！

子どもたちが大好きなキャラクターや物が大集合した絵本『おにんぢゃおかしじごくをめぐる』の予約販売が開始されました。2025年1月16日の発売に向けて、今からワクワクが止まりません！

主人公は忍者鬼「おにんぢゃ」

絵本の中心となるのは、鬼であり忍者でもある「おにんぢゃ」。彼は両親の「ままんぢゃ」と「ぱぱんぢゃ」と共に、様々な地獄を旅します。本作の舞台は、お菓子で溢れる「おかしじごく」。

この地獄に足を踏み入れると、色とりどりのお菓子であふれています。おにんぢゃは思わず大きなショートケーキに飛びつこうとしてしまいます。しかし、そこに待ち受けているのは「ケーキ鬼」。見た目は可愛いけれども、危険がいっぱいです。

迷子になったおにんぢゃの冒険

お菓子の世界でおにんぢゃは、様々なお菓子鬼に出会います。初めは嬉々として冒険を続けるおにんぢゃですが、煩悩の迷路に迷い込んでしまいます。果たして彼は、無事に両親と再会できるのでしょうか？

この絵本の特徴の一つは、主人公の魅力的なキャラクター設計です。おにんぢゃのつぶらな瞳とぷっくり赤頬は、まるでかわいい人間の子どもを思わせます。「○○なんぢゃ〜」という愛らしい語尾が、さらにキャラクターを引き立てています。

魅力的なイラストと細かい描写

イラスト担当はアニメーターでもある富樫一望さん。彼が描く世界は、本当に食べたくなるほど美味しそうです。実際にお菓子を観察し、自ら作ってみることで、そのリアリティを追求しました。見る者の食欲を刺激するだけでなく、細部へのこだわりからは、まるで新たな発見が生まれそうです。

例えば、ふわふわのベッドになりきった綿あめ鬼が密かに登場するなど、隠れた楽しみも。何度も読み返すことで、初めは気づかなかった小さなキャラクターたちにも出会えるかもしれません。