2025年8月に沖縄の那覇空港に新たな宿泊施設「ファーストキャビン」が登場します。
株式会社ファーストキャビンHDは、これまで羽田空港や関西国際空港に次いで、那覇空港においても初めての宿泊施設開業を発表しました。この動きは、旅行者にとって大きな利便性を提供するものです。
那覇空港は24時間運用されているため、深夜便や早朝便を利用する旅行者にとって最適な選択肢となります。空港内に宿泊施設が設置されることで、遅い時間に到着したり、早朝に出発する際の移動の手間が大幅に軽減されます。また、トランジットなどで長時間待機する必要がある乗客にとっても、快適に過ごせる場所を提供します。
この宿泊施設は、空港の国内線・国際線エリアの中間にある空き区画と、2階のゲームセンターのエリアを利用して設置されます。宿泊スペースは、男女別で72室が用意され、シャワーブースやラウンジスペースも併設される構想です。10月には本格的に工事が始まる予定です。
那覇空港ビルディング(NABCO)からは、深夜便や早朝便の利用を希望するお客様へのサービス向上だけでなく、土産物店やレストランエリアのにぎわいを生み出すことが期待されています。空港のさらなる活性化を目指していることにも注目です。
ファーストキャビンは飛行機のファーストクラスをイメージしたコンパクトホテルです。2021年11月、リブランドにより「STAY SMART」という新たなコンセプトを打ち出し、忙しい日常を送る現代人に向けた宿泊サービスを提供しています。全国で10の施設が展開されており、空港や主要都市での宿泊を手軽に提供しています。
株式会社ファーストキャビンHDは、東京都港区に本社を置き、2019年に設立されました。代表取締役社長は小林千花さんで、資本金は14億円です。コンパクトホテルの運営やフランチャイズ本部としてさまざまなサービスを展開しています。
これからの沖縄旅行やビジネス利用において、那覇空港のファーストキャビンは新しい選択肢となることでしょう。利便性や快適さを追求した新しい空間に注目が集まります。