ZISEDAIがボリュームプラン自動生成サービスの新バージョンを発表
株式会社ZISEDAIは、ボリュームプラン自動生成サービス「TOUCH&PLAN」の最新バージョン、Ver.2.0の提供を開始しました。このアップデートにより、プランの生成アルゴリズムが大幅に改善され、以前よりも多彩なプランを生成できるようになりました。特に、住戸の配置や共用部分のレイアウトが新たに対応され、東京都の安全条例に基づく窓先空地にも対応するなど、より実用的な設計を可能にしています。
従来のVer.1.2から進化したVer.2.0では、避難経路や採光・通風スペースの考慮が新たに加わったため、実際の設計にも適用できるプランが多くなっています。これにより、マンション開発プロセスにおいて、ボリュームプランの生成精度が向上し、事業性評価がより迅速かつ低コストで行えるようになりました。
ボリュームプラン自動生成の重要性
ボリュームプランは、マンション開発における初期段階での重要な要素です。従来は設計事務所に依頼していたボリュームチェック業務も、TOUCH&PLANを利用することで社内でスムーズに行えるようになり、時間とコストの大幅な削減が実現しました。特に建築士の不足が問題とされる現在、TOUCH&PLANの活用は、業務効率を大きく向上させるでしょう。
このサービスによって、設計が複雑化する昨今の建築業界においても、一定の品質を保ちながら迅速に対応できる体制が整いました。また、担当者のスキルに依存しないため、属人的な知識が少なくて済むのも大きなメリットです。
ZISEDAI TOUCH&PLANの機能
TOUCH&PLANでは、敷地条件を入力することで自動的にボリュームプランを生成できます。これにより、時間をかけずに各種建築規制に適合したプランを提案することができます。また、従来の外注業務からの切り替えにより、企業は戦略的な計画を立てながら業務を進めることが可能になります。
今後は、対応するエリアやアセットタイプの拡大を目指し、機能向上を続けていく予定です。業界全体のDX推進を通じて、業務の効率化や生産性向上に貢献することを目指しています。
企業の理念と方向性
株式会社ZISEDAIは、「その技術を次世代へ」を企業理念として掲げており、不動産テック事業やDXコンサルティング事業に取り組んでいます。この理念に基づき、多様な業界との共創を通じて、体感できるソリューションを提供しています。 さらに、株式会社タスキホールディングスとの連携により、より高い価値を市場に提供することを目指しています。
本社は東京都港区に位置し、柏村雄社長のもとで、サービスのさらなる向上と顧客満足の追求に努めていきます。今後の進展に目が離せません。