静岡県が万博で伝える食文化の魅力
2025年に大阪で開催される「大阪・関西万博」において、静岡県はその多彩な食文化と自然の恵みを世界に発信することに力を入れています。出展ブース「GEO KITCHEN SHIZUOKA」では、静岡の豊かな食材を活かした魅力的なコンテンツや体験が用意されています。
GEO KITCHEN SHIZUOKAのブース概要
静岡県ブースは、2025年6月6日(金)から6月8日(日)まで、会場のギャラリーWESTで開催されます。毎日午前10時から午後8時までの間、訪れる人々に静岡の魅力を体感してもらうための複数のゾーンが設けられています。
1. ウェルカムゾーン
来場者を歓迎するために、お茶をテーマにしたウェルカムドリンク「お茶のだし」を提供。また、浮世絵を用いて描かれた「しずおか食の地図」も展示され、静岡の食文化についての理解を深めることができます。
2. 導入ゾーン
静岡の自然と食に関する映像コンテンツが楽しめるこちらのゾーンで、観光客は静岡の自然を視覚的に体験することができます。日本の美しい風景と、そこで育まれる食文化を感じることができるでしょう。
3. 体感ゾーン
来場者は、さまざまな体験を通じて静岡を堪能できます。特に、VR体験ではお茶とわさびの生産地を空中から巡り、普段は味わえない視点で自然に触れることが可能です。また、AIを利用した「テクノロティー」や、お茶染め体験も魅力的なプログラムです。
4. 深化ゾーン
県内の市町をPRする展示があり、35の市町がそれぞれの食文化や観光名所を紹介します。特に注目したいのは、「ガストロノミーツーリズム」に関するパネル展示で、静岡県における食を通じた観光の魅力にスポットを当てます。
5. 行動ゾーン
静岡の食材を使ったプレミアムキッチンカーが登場し、地域のメニューが試食できます。特に「静岡のお茶漬け」や、静岡茶の試飲が楽しめるのは大きな魅力。さらに、振る舞い酒などの計画もあります。
オープニングセレモニー
万博初日の6月6日には、オープニングセレモニーが開催され、静岡茶を味わいながら県の魅力について語るフリートークも行われます。参加予定の著名人やMCには、静岡県知事やフリーアナウンサーが名を連ねています。
静岡・藤枝デーの開催
さらに、前日には京セラドーム大阪でプロ野球交流戦「オリックス・バファローズ対広島東洋カープ」の試合が行われ、特に「静岡・藤枝デー」が予定されています。この記念日では、始球式や観光物産のPRが行われ、藤枝市出身の選手への委嘱が予定されています。このイベントを通じて、多くの人々に静岡の魅力が伝えられることを期待しています。
静岡県は、最高の自然と食文化を賛美する場を大阪・関西万博に提供し、観客に感動と新たな発見を提供することを目指しています。