鈴木智博さんが「ニッポン移住者アワード」で受賞
昨年12月、鈴木智博さんが「ニッポン移住者アワード」で地域創生賞を受賞しました。彼は6年前、東京都品川区から沼津市戸田地区に移住し、空き旅館をリノベーションして「Tagore Harbor Hostel(タゴールハーバーホステル)」を開業しました。地域の価値を発信するため、宿泊施設に加え、カフェやバー、レンタサイクルなどの機能を持つことで、地域活性化に寄与しています。
このアワードは、移住者の理想の暮らしを実現したケースを表彰するもので、審査は書類とプレゼンテーションを通じて行われます。鈴木さんの取り組みが高く評価され、地域創生賞を受賞したのは、地域課題に根ざした取り組みだけでなく、その実践を通じた検証もあったからでしょう。
戸田地区の魅力
戸田地区は沼津市最南部に位置し、伊豆半島の美しい景観に囲まれています。此処は駿河湾に面したのどかな港町で、戸田漁港や戸田温泉、御浜海水浴場などもあり、多くの観光客を惹きつけています。特に駿河湾越しに見える富士山は、訪れる人々を魅了するランドマークです。2022年には鈴木さんが発起人となり、「ヘダフェス」という地域のお祭りが開催され、さらなる地域の活性化を図っています。
賴重市長も、鈴木さんの地域への貢献を高く評価し、移住者が地域資源に気づき、発信することで新たな魅力を創出するサイクルを生み出していることに感謝の意を示しました。鈴木さんも戸田地域の歴史的背景に触れ、「日本初の洋式帆船を造船した地域であることも忘れずに発信していきたい」と話しています。
鈴木さんの移住体験
鈴木さんは移住を通じて、多くの仲間と出会い、活動の幅を広げることができたと語っています。市役所の意見交換会などのサポートが、友人作りの良いきっかけとなったと感謝しています。また、移住を考えている人々へのメッセージとして、沼津は首都圏からも近く、快適な住環境が整っていることを強調しました。最初は不安に感じるかもしれませんが、様々なスタイルで生きる選択肢がある今、移住によって自分らしい生活スタイルを見つけることが新しい人生を豊かにする一つの方法であると語っています。
今後の展望
鈴木さんは戸田に新しい魅力を発信する拠点をつくる準備を進めています。地域資源の豊かさを踏まえて、さらに多くの人々がこの地での生活を楽しめるようにするための活動を続けていくという意気込みを示しました。賴重市長からの期待と称賛も受け、今後の鈴木さんの新たな取り組みにも大いに注目が集まります。
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