海洋研究4期生発表
2025-04-02 10:28:21

海の未来を考える!「海洋研究3Dスーパーサイエンスプロジェクト」4期生による研究発表会

2025年3月28日、東京ポートシティ竹芝で「海洋研究3Dスーパーサイエンスプロジェクト」の4期生による研究発表会が行われました。この取り組みは、海をテーマにした教育プログラムであり、次世代の研究者育成を目的としています。全国から熱意ある中学生が集まり、海洋生物や海の環境に関する独自の研究を発表しました。

研究生たちの多彩な発表


4期生は10名の中学生で構成され、彼らは各自の研究テーマに基づいてユニークなプレゼンテーションを行いました。例えば、井上蒼平さんはオオグソクムシとオカダンゴムシの比較から考察した「なぜオオグソクムシは丸くなれないのか」を発表し、その独自の視点に多くの聴衆が引き込まれました。他にも、堤清策さんはスナメリの生息地域による個体差について発表し、その豊かな知識に聴衆も興味深く耳を傾けていました。このように、対面授業で得た知識や意見交換が、プレゼンテーションに活かされている様子が伺えました。

教育の場としての重要性


このプロジェクトは、学びを深めるだけでなく、仲間と意見を交わし、共に成長する重要な場でもあります。生徒たちは研究を通じて自信を深め、発表を通じて他者に自分の考えを伝える力も養いました。講師陣も参加し、その指導理念が生徒たちの発表に色濃く反映されています。特に、プロデューサーである吉本大輝氏や、海洋環境科学の専門家による指導のもとで、彼らは自らの視点を形にする力を身につけました。

激励の言葉が未来を支える


発表会では、日本財団の矢ヶ崎一浩氏からも励ましのメッセージが届けられました。彼は、参加した研究生たちの作品のクオリティが年々向上していることに驚きを示し、彼らの学びが今後のキャリアに役立つことを期待しています。また、協賛企業の代表者たちからも「皆さんの発想力には驚かされました。興味を持ち続け、挑戦を続けてください」との言葉が贈られました。

卒業生が後輩にエール


特別な瞬間として、卒業生の栗山奈月さんが挨拶をしました。彼女は自身の研究「ウニ」の経験を基に、4期生に向けて「夢が明確になった」と話し、自らの進学先である船舶工学についても言及しました。夢を追い続ける姿勢が後輩たちにとっても励みになることでしょう。

YouTubeで発表会を振り返る


今回の発表会の様子は、YouTubeを通じて誰でも視聴できます。今後、この活動がどのように広がりを見せるのか、多くの人が注目しています。

このプロジェクトは、海洋環境の保全を考えるきっかけを提供するだけでなく、未来の研究者たちが実践的に学び、自分の可能性を広げるための場となっています。このような取り組みが、豊かで美しい海を次世代に引き継ぐことにつながるでしょう。新たに挑戦する学生たちの今後の活躍に期待しています。


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会社情報

会社名
海と日本プロジェクト
住所
東京都港区赤坂2-14-4 森崎ビル3階
電話番号
03-6441-2561

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