ドバイの建築シンポジウム
2025-06-03 13:32:31

2025年国際博覧会でのドバイ文化芸術庁の建築シンポジウム開催

2025年国際博覧会での建築シンポジウム



ドバイ文化芸術庁(Dubai Culture and Arts Authority)は、2025年5月20日と21日の2日間、大阪・関西万博において「アリーシュから広がる建築の可能性」をテーマとした建築シンポジウムを開催します。このシンポジウムは、UAEパビリオンの協力のもと、UAEの文化や創造産業の発展を目指して企画されました。

このシンポジウムでは、UAEパビリオンのテーマである「大地から天空へ」に沿った内容が展開されます。特に、地域に特有な設計手法や素材の進化を議論し、日本を含む他国との交流を促進することに重点が置かれています。さらに、ヤシの葉を使った伝統的な建築スタイル“アリーシュ構造”や、都市づくりでの伝統知識の重要性についても焦点を当てています。

当日は、UAEの著名な建築家たちがセッションを監修し、10の異なるテーマでディスカッションが行われます。例えば、文化の融合をテーマにしたセッションでは、1940年代から1970年代の日本における現代建築の進化と、その美的感覚が中東地域に与えた影響を探ります。

また、UAEにおける近代建築がどのように地域の伝統建築から着想を得たのかを分析するセッションや、業界の課題と機会についてのディスカッションも予定されています。これに加え、ドバイの都市計画における環境に配慮した設計手法についても意見が交わされる予定です。

さらに、ドバイ文化芸術庁の参加者たちは、日本国内の有名な建築物や文化施設を巡る視察ツアーも実施します。国立国際美術館や梅田スカイビルなどが訪問先として名を連ね、地域の文化やアートに触れながら、各国のビジョンや創造的な概念を交流していきます。

本シンポジウムの実施により、UAEの文化・創造産業の国際的なプレゼンスがさらに高まり、将来的な建築の可能性を切り開くことが期待されています。ドバイ文化芸術庁が取り組むこのイベントは、文化と創造性を育む重要な一歩として多くの注目を集めています。

参加者について


当日参加するドバイ文化芸術庁の代表団には、ハラ・バドリ長官をはじめとする多くの専門家が名を連ねます。また、視察ツアーには、UAEの著名な建築家やデザイナーたちが参加し、国際的な視点からの情報交換が行われる予定です。

このシンポジウムの様子は、ドバイ文化芸術庁のInstagramからもご覧いただけます。このイベントが成功を収め、地域間の持続可能な発展や国際的な協力を促進することになりますよう願っています。


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会社情報

会社名
ドバイ文化芸術庁
住所
Dubai Design District, Building 2, Floor 6 – Dubai, UAE
電話番号

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