株式会社アイエスエフネット(以下アイエスエフネット)が、今秋に実施した「2025年度 ワークライフバランスに関する全社調査」の結果を発表しました。この調査は、全社員を対象にワークライフバランスの現状や社員の意識、ニーズを把握し、今後の施策に役立てることを目的として行われました。
調査結果では、まず「ワークエンゲージメント」における活力、熱意、没頭のすべての項目で、厚生労働省が発表した調査結果を上回るスコアを記録しました。特に「活力」については、国の平均を大きく上回り、社員が職場で活き活きと働いていることが示されています。この高いエンゲージメントは、アイエスエフネットの企業文化が影響していると考えられます。
次に、ワークライフバランスに対する満足度を見てみると、「満足」「やや満足」の合計が77.8%に達しました。これは2023年の調査結果から上昇している傾向にあり、社員が過度な負担を感じずに働ける環境が確立されていることを示しています。また、健康状態においても、社員の約6割が80%以上のパフォーマンスを発揮できていると回答しています。
一方で、将来的なキャリアに関するニーズも明らかになりました。管理職に「就きたい」と回答した割合は43.3%ですが、「専門性を極めたい」とする声も一定数あり、多様なキャリアパスに対する実際の要望が浮き彫りとなりました。特に、「家族の介護」をしながらキャリアを築くことへの関心が高まっており、ITエンジニアが長く活躍するための新たな課題が明らかになりました。
調査結果を受けて、アイエスエフネットは、引き続き社員の声を重視し、適切な支援策を講じる方針です。特に、介護と仕事の両立を支援するための制度の拡充や福利厚生の周知は今後の鍵となるでしょう。
【調査概要】
- - 調査名称: 2025年度 ワークライフバランスに関する全社調査
- - 調査期間: 2025年9月16日(火)~2025年10月20日(月)
- - 調査対象: アイエスエフネットグループ社員
- - 回答者数: アイエスエフネット2,209名、グループ全体2,269名
- - 調査方法: Googleフォーム
今後もアイエスエフネットは、たゆまぬ努力で「誰もが安心して働ける職場」を目指し、全社員が満足できる環境づくりに寄与していく考えです。心と体の健康を重視しつつ、キャリアの選択肢を広げるための具体的な施策の実施に向け、さらなる改善に取り組んでいく予定です。