DXYZの顔認証プラットフォーム「FreeiD」が国際舞台へ
DXYZ株式会社(ディクシーズ)は、東京に本社を置く企業で、顔認証技術を活用した多様なサービスを展開しています。最近、同社は常石造船株式会社との連携により、2024年10月から東ティモールに「FreeiD」を初めて海外で導入することを発表しました。この動きは、顔認証技術の国際的な展開として注目されています。
顔認証技術導入の背景
DXYZは2022年10月に常石造船の東京オフィスに「FreeiD」を導入し、効率的で安全な入退場管理を実現しました。従業員は顔認証により手軽にオフィスに入ることができ、業務環境の向上につながっています。この成功が認められ、常石グループの全国拠点でも順次導入が進められました。
東ティモールへの期待
常石造船は新たに東ティモールに会社を設立し、現地との繋がりを深めています。この流れの中で、「FreeiD」の導入が決まりました。DXYZは、人事システムと連携した顔認証を通じて、効率的な勤怠管理や安全な入退場を提供することを目指しています。グローバルなビジネス環境の中で、今後益々の展開が期待されます。
「FreeiD」の特徴
「FreeiD」は、顔認証プラットフォームであり、利用者はスマートフォンアプリから一度顔を登録するだけで、日常の様々な行動を顔認証で行えるようになります。鍵や財布を持ち歩く必要がなく、ただ顔だけでサービスにアクセスできる便利さが魅力です。
このプラットフォームは、オフィスだけでなく、マンションやテーマパークなど様々な場所での導入が進められています。特にオフィスにおいては、従業員同士や訪問者の受付をスマートに行うことができ、社員証が不要となる新しいオフィススタイルが実現されています。
多様な利用シーンの提供
DXYZでは、顔認証決済「FreeiD Pay」やマイナンバーカードの連携サービスも実証実験を進め、様々なシーンでの利用拡張を目指しています。これにより、日常生活における便利さや安全性がさらに高まることでしょう。
DXYZのミッション
DXYZは、そのミッションとして『デジタルで目に映る世界をより豊かに』という理念を掲げています。人と人が深くつながる未来を実現するため、顔認証技術を活用したサービスをより多くの人に提供していきたいと考えています。
まとめ
DXYZの海外戦略としての「FreeiD」導入は、その技術の多様性と実用性を示す重要な一歩です。今後、国内外のビジネスシーンでのさらなる活躍が期待され、顔認証技術がどのように社会に影響を与えるのか注目です。