ケンブリッジ大学とLEVELUPが食品分野の環境負荷可視化で提携

最近、シンガポールに本社を置くLEVELUP Climate Tech Pte. Ltd.がケンブリッジ大学のデビッド・ウィラー博士とのパートナーシップを発表しました。この連携により、食の分野における温室効果ガス排出量などの環境負荷を可視化する特化型SaaSプラットフォーム「LEVELUP Impact」の開発が加速されることが期待されています。この取り組みは、持続可能な食料供給の実現と脱炭素社会への道筋をつけることに寄与するものです。

LEVELUP Impactについて

LEVELUPが提供する「LEVELUP Impact」は、農業・畜産・水産業など様々な食に関わる環境影響を数値化し、可視化することを目的としたプラットフォームです。このサービスは、企業が自身のサプライチェーン全体の環境負荷を詳しく把握し、必要な対策を講じるための強力なツールとなります。LEVELUPは、食料の持続可能な供給を支援するエコシステムを築くために、積極的にこの特化型SaaSを活用していきます。

デビッド・ウィラー博士の専門性

ウィラー博士はケンブリッジ大学のマレー・エドワーズ・カレッジに属しており、非常に広範な研究分野を持つ専門家です。彼は特に水産業における環境持続性や健康に関する貢献で知られ、その知識と経験は、このプロジェクトにおいて大きな価値を持ちます。彼の研究は、最新の科学技術の応用により、人間の健康と環境の両方を改善するための革新的な解決策の開発に寄与しています。

共同創業者のコメント

LEVELUPの共同創業者兼CEOである谷内樹生氏は、ウィラー博士との提携について次のように述べています。「ウィラー博士とのパートナーシップはLEVELUPにとって素晴らしいチャンスです。彼の水産業における専門知識を活かし、LEVELUP Impactの機能を向上させることで、より革新的なソリューションを提供することが目標です。」

ウィラー博士の期待

ウィラー博士は、環境と社会の健康をより良くするための革新的なソリューションについて、大きな情熱を持っています。彼は今後の協力関係に対して、「我々の共同作業を通じ、食品業界の脱炭素化が加速され、環境配慮型の持続可能な食品生産の未来を創出していくことに期待しています」と述べています。

LEVELUP Climate Techの目標

LEVELUP Climate Techは、「持続可能な食糧供給」の実現を目指し、さまざまな著名な大学や専門家と協力しながら、環境問題に対して実用的な解決策を提供しています。彼らは、特化型SaaS「LEVELUP Impact」を通じて企業の環境負荷の可視化をサポートし、脱炭素社会の実現に貢献することを目指しています。

事業拡大に向けて、LEVELUPは国際的な市場への進出も視野に入れています。将来の持続可能な食品供給の形を模索し続けていきます。