日本の柚子の魅力を伝える新リキュール「YUZUHA」が2025年に登場

日本の柚子の魅力を凝縮したリキュール「YUZUHA」

宝酒造インターナショナル株式会社（以下、宝酒造インターナショナル）は、米国市場向けに新たに開発した柚子リキュール「YUZUHA」を2025年8月から輸出を開始することを発表しました。この新商品は、元々日本の美味しい食材を海外に広げることを目的としたグローバル和酒協業プロジェクトの一環として開発されたもので、米国での日本食材卸事業を行うMutual Trading Co., Inc.（以下、ミューチャルトレーディング社）との共同プロジェクトによって実現しました。

柚子の魅力を高める

柚子は、その独特の風味と香りで、近年、世界中で注目を集めています。何よりも、その酸味がカクテルに非常にマッチしやすいのですが、現地市場にはアルコール度数が低めの柚子ベースのお酒が多く、カクテルのベースとしては不十分な状況でした。そこで、宝酒造インターナショナルは、京都産の柚子を使用し、ゆずスピリッツを併せることで、濃厚でフルーティーな風味を持つリキュールを開発しました。

このリキュールは、アルコール度数が43％と高めで、スムーズで香り高い味わいを実現しています。従来の低アルコール商品とは一線を画し、カクテルのベースとしても最適な商品です。まさに、柚子の魅力を最大限に引き出すべく、特別に開発された一品といえます。

日本食材を世界へ

宝酒造インターナショナルの事業戦略は、現地のニーズをしっかりと捉えた製品の提供にあります。特に、ミューチャルトレーディング社が持つ米国市場のノウハウが活かされることで、消費者の嗜好を的確に反映した商品づくりが行われます。さらに、日本各地の柚子を用いたフレーバー商品に関する技術も駆使し、より多様なニーズに応えるための努力が行われています。

笑顔を広げる「YUZUHA」

また、宝グループのビジョン「Smiles in Life ～笑顔は人生の宝～」に掲げられるように、単なる商品を超えて、世界の人々に日本の食文化や和酒の魅力を体験してもらうことも目指しています。「YUZUHA」は、その一環として、日本の風味を大切にしながらも、国際的な市場で愛される製品へと成長していくことでしょう。