株式会社リセ、Microsoft for Startupsに選出され事業拡大を目指す

株式会社リセが、この度「Microsoft for Startups」に採択されました。このプログラムは、スタートアップ企業が新たな顧客やチャネルパートナーと結びつき、グローバルなエコシステムを育成するために設計されています。採択された企業には、マイクロソフト社の技術者からのテクノロジーサポートが受けられ、営業を支援する専用リソースも提供されるため、今まで以上に効果的な営業活動が期待されます。

リセは創立以来、マイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」とAI開発の主流言語であるPythonを活用し、AI技術やWebアプリケーションの開発を推進しています。今回の採択によって、AIやブロックチェーンなど、Azureの豊富なリソースを最大限に活かして更なる開発が進められることになります。

特に注目を集めているのが、リセの法務支援プラットフォーム「り～が～るシリーズ」です。このプラットフォームは、中小企業向けに質の高い法務サービスを手頃な価格で提供することを目指しています。先端技術を利用することで、企業は法務リスクを軽減し、潜在的な紛争を未然に防ぐことが可能になります。

中小企業は、特に法務部門へリソースを十分に配分することが難しく、事業活動や取引において将来的な損害賠償請求などのリスクを抱えています。リセは、法務を「防具」と捉え、最新技術でそのサポートを行うために、「り～が～るシリーズ」を開発しました。

その中でも、法務サポートAI「り～が～るチェック」は、契約書レビューや作成を支援するAIであり、その専門知識を持った法律のプロによって構築されています。現在はクローズドβ版として、日本国内を中心に導入が進められています。このAIを活用することで、企業内に法務のノウハウを蓄積することが可能になるため、中小企業の法務部門を強化するのに大きく貢献します。

最後に、リセは今回の挑戦により、マイクロソフト社との連携を強化し、法務支援プラットフォームを通じて顧客満足度をさらに高めながら、事業拡大に向けて邁進する考えです。法務分野におけるリスクマネジメントの重要性が増す中で、リセの今後の動向に目が離せません。