株式会社Phoxterが次世代搬送ソリューションを発表
株式会社Phoxterは、2025年4月9日から11日にかけて開催される「第6回関西物流展」にて、製造・物流業界向けの新たな自動化ソリューションを披露します。今回、同社が自信を持って発表するのは、過酷な条件下でも安定稼働する最新の自律走行搬送ロボット(AMR)と、効率的なパレット保管システムです。
最新のAMRが過酷な現場で活躍
展示される新型AMRは、段差や傾斜、さらには溝や滑りやすい縞鋼板といった様々な障害物に対応できる設計が施されています。これにより、従来のAMRでは難しいとされていた厳しい環境でも、スムーズに貨物を運ぶことが可能になります。この技術は工場、倉庫、物流センターなど、多岐にわたる現場で役立てられ、特に人手不足解消や業務の効率化に寄与します。会場では実際に走行デモンストレーションも行われ、来場者はその性能を直接体験することができます。
高密度な保管を実現する「6-WAY SHUTTLE」
また、同社は「6-WAY SHUTTLE」という新たなパレット保管システムも初公開します。このシステムは四方向に動く「R-bot」と、上下の動作が可能な「H-bot」を組み合わせることで、倉庫での運用をより柔軟にし、限られたスペースを最大限に活用します。これにより、高密度な保管と高い搬送能力を両立させることが可能となり、食品や製造業、コールドチェーン、エネルギー、化学、建材など、幅広い業界ニーズに応えることができます。
先進的な画像処理技術との融合
ブースでは、Phoxterの強みである画像処理技術を活かしたソリューションも紹介されます。パレット上のバーコードを読み取り、内容物をリアルタイムで作業者の画面に表示するシステムのデモも行われます。さらには、倉庫や工場内の搬送工程や外観検査に関する相談も受け付ける予定です。これにより、業務の効率化や人件費の削減が期待されます。
セミナーの開催予定
会場では、搬送ロボットの自動化ソリューションについてのセミナーも実施される予定です。物流業界の関係者向けにはピッキングの自動化事例、製造業向けには生産現場間の搬送事例を交えながら、新しいソリューションを紹介する機会となっています。興味のある方は、ぜひ参加してください。
公式サイトや出展情報
「第6回 関西物流展」は、2025年4月9日から11日まで、大阪のインテックスにて開催されます。入場は無料ですが、事前登録または招待券が必要です。詳しい情報は公式サイトをご覧ください。
株式会社Phoxterのウェブサイトや連絡先などについても、事前にチェックしておくと良いでしょう。自社の物流や製造プロセスを一新したい方にとって、非常に有意義なイベントとなるでしょう。