福岡県が目指す犬猫の致死処分ゼロ
福岡県は、動物愛護の理念に基づき、犬猫の致死処分をゼロにするための取り組みを継続しています。これまでの活動により、多くの犬や猫を救うことに成功しましたが、課題はいまだに残っています。
持続可能な取り組みの必要性
令和5年度から令和7年度にかけて、県内でのお問い合わせが増え、譲渡可能な犬猫はゼロになったものの、依然として人馴れしていない犬や離乳前の子猫は譲渡が困難な状況です。これらの犬や猫を救うために、福岡県は新たな試みとして「クラウドファンディング型ふるさと納税」を利用した寄附の募集を開始しました。
クラウドファンディングの詳細
寄附の募集期間は、令和8年9月7日から12月5日までと設定されています。目標金額は200万円で、寄附金は全額、本事業に活用されます。具体的には、以下のような費用に使用されます。
- - 犬が人に馴れるための訓練費用
- - ケージの購入費用
- - 子猫・子犬のミルク費用
寄附の申し込みは、株式会社トラストバンクが運営する「ふるさとチョイス」サイトから可能で、寄附金のうち2,000円を超える部分に対して所得税と個人住民税の寄附金控除が受けられます。
動物愛護団体への支援
令和7年度には、1,470,000円の寄附が集まり、県内の動物愛護団体14団体に対して補助金が交付されました。この補助金は、譲渡が難しい犬や猫の飼養環境整備にも活用され、45頭の犬と6頭の猫が支援を受けました。
福岡県のペットに関する取り組み
福岡県では、以下のような様々な活動が推進されています。
1.
返還・譲渡の促進
- 保護犬・保護猫を受け入れるための一時預かりボランティアを養成
- 飼育小屋の設置や改修による保護犬猫の収容能力向上に対する助成
2.
地域猫活動の推進
- 地域猫の不妊去勢手術費用の補助
3.
飼養放棄の防止
- 飼養を放棄する飼い主への説得活動
4.
正しい飼い方の啓発
- 終生飼養や不妊去勢手術に関する啓発活動
- 動物愛護センターでのしつけ方教室やセミナーの実施
まとめ
福岡県の「犬猫飼養環境整備事業」は、持続可能な動物愛護を実現するための重要な取り組みです。私たち一人一人の支えが、多くの命を救うことにつながります。このクラウドファンディングによって、さらなる支援が集まり、犬猫の致死処分がゼロに近づけることを期待しています。ぜひ、皆さまのご寄附をお願いいたします。