China Joy 2025
2025-09-12 11:04:07

中国市場での日本発IPの躍進!China Joy 2025の出展調査

中国最大級のゲームイベント「China Joy 2025」



2025年8月に上海で開催されたアジア最大のゲームイベント「China Joy 2025」は、来場者41万人を超え、743社が出展とのこと。スパイスマートは、その中での日本企業や日本発のIPに注目し、現地調査を実施しました。この調査は、スマホゲーム専門の運営ソリューション「LIVEOPSIS」の会員向けに配信される一環で、企業が海外市場への進出を図る際の重要な指針となることを目指しています。

調査の概要と目的



調査は2025年8月1日から4日まで行われ、特にBtoCホールを中心に日本企業の出展状況を調査しました。その内容には出展企業やタイトル名、ブースの概況が含まれ、新作タイトルの発表や試遊も多く見られました。これにより、中国市場における日本企業やIPの動向を把握し、アジア市場全体の戦略の理解を深めることが目的とされています。

注目の新作タイトル



この年のChina Joyでは、新作タイトルの発表や先行体験が多く見られました。たとえば、カプコンの『Pragmata』がPlayStationブースで実機プレイセッションを行い、その手応えがプレイヤーたちの間で盛り上がりを見せました。また、日本発のIP『BLEACH 境・界 刀鸣』もクローズドβテストを経た意見を反映させた形で、来場者の関心を引いていました。

さらに、PlayStationブースでは、中国開発タイトル『Lost Soul Aside(失落之魂)』が世界同時発売を前に中国先行試遊として注目を浴びており、長蛇の列ができていました。これらはChina Joyが新作発表や先行公開の重要な場としての側面を持っていることを物語っています。

日本IPの人気と物販市場



今年のChina Joyでは、物販ブースエリアにおいても日本発の人気IPが注目を集めました。ANIPLEXやKADOKAWAグループの出展により、『魔法少女まどか☆マギカ』や『鬼滅の刃』、さらには『Fate/Grand Order』や『新世紀エヴァンゲリオン』など多彩な商品が展開され、多くの来場者が訪れました。そして、高級フィギュアや大型フィギュアの展示も人気を博し、その逸品に感嘆の声が上がっていました。

加えて、カードメーカーが日本IPをモチーフにしたコレクターズカードを出品・販売し、物販だけで1ホールを占めるほどの賑わいを見せていました。これにより、日本のIPの存在感が際立ち、会場での全体的な評価を引き上げる要因となりました。

今後の展望



スパイスマートは今後もChina Joyをはじめとする海外の大型ゲームイベントでの出展傾向や日本IPの展開を継続して調査・分析していく計画です。企業の担当者がこの調査レポートを希望する場合は、直接お問い合わせをすることが可能です。日本企業が中国市場での成功を収めるための戦略を考える上で、貴重な情報源となることでしょう。

会社情報



株式会社スパイスマートは、スマホゲーム市場を中心にリサーチ・分析を行い、特に日本発のIP活用を支援するビジネスを展開しています。今後も国内外での調査・分析を通じて、各企業の戦略的な意思決定に寄与していく所存です。


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会社情報

会社名
株式会社スパイスマート
住所
東京都渋谷区広尾1-11-2BLOCKS EBISU 909
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