メタバースにオペラハウス
2022-06-08 10:00:39
メタバースにオペラハウス建設!奏楽会が新たな文化芸術体験を創出
メタバースでオペラが進化する!? 奏楽会が描く未来の文化芸術体験
一般社団法人奏楽会は、2017年からオペラを中心としたクラシック音楽芸術の振興に取り組んできた団体です。この度、三菱地所株式会社の協賛、メディアパートナーにグローバルビジネス誌『Forbes JAPAN』を迎え、ユアブライト株式会社と共に、メタバース上に文化芸術のハブとなる「オペラハウス」を建設する「Opera meets Metaverse supported by Mitsubishi Estate」プロジェクトを発表しました。
本プロジェクトは、オペラや舞台だけでなく、映像、絵画、デザイン、文学など、あらゆるジャンルの文化芸術がメタバース上で融合し、人々が集い、楽しむためのコミュニティ空間を構築することを目指しています。
NFTアーティストとのコラボレーションで話題沸騰!
活動の第一弾として、NFTプロデューサーの山下勇登氏(ユアブライト株式会社取締役)のプロデュースで、NFTアーティストのカズシフジイ氏による《Kawaii Meta Collage》のNFTコレクションを発表します。カズシフジイ氏は、発表した全てのNFTアートが完売する人気アーティストで、CloneXの創業者のBenit0氏も彼の作品を複数保有しています。
《Kawaii Meta Collage》は、カズシフジイ氏の代表作である《Kawaii Girl Collage》をジェネラティブアートにしたもので、パブリックブロックチェーンプラットフォームで発表される予定です。twitterアカウント(@kawaiimetanft)では、すでに情報発信を開始しており、開設後わずか一週間でフォロワー数が千名を超えるなど、高い関心を集めています。
ニーノ・ロータのオペラ公演でプロジェクト始動!
12月24日と25日には、本プロジェクトのスタートを記念して、日経ホールにて「ニーノ・ロータのオペラ」公演を開催します。ニーノ・ロータは、『ゴッドファーザー』や『太陽がいっぱい』など、数多くの映画音楽の名作を生み出した作曲家として知られていますが、実は自身の本業をオペラの作曲であると考えていました。
今回の公演では、ニーノ・ロータ作曲のオペラ3作品と、映画音楽の名曲である「愛のテーマ」や「ラ・ストラーダ」などを、三大テノールの一人パヴァロッティのピアニストを長年務めたウバルド・ファッブリ氏の監修のもと、演奏します。新国立劇場や二期会などで活躍する実力派のオペラ歌手が出演し、クオリティの高い演奏をお届けします。
伝統芸術とデジタル技術の融合!
本公演は、演出に日本を代表するオペラ演出家中村敬一氏、映像作家に注目の荒井雄貴氏を迎え、プロジェクションマッピングなどのデジタル技術を駆使することで、従来のオペラ公演とは異なる、革新的な演出が実現します。また、公演の録画は、来年春を目標に構築予定のメタバース上の「オペラハウス」でも公開される予定です。
さらに、本公演のポスター制作コンテストをアドビ株式会社が主催し、最優秀者にはNFTコレクション制作のプロデュースを受ける権利が与えられます。伝統的な総合芸術であるオペラ公演とNFTアートが融合する本プロジェクトは、文化芸術の新たな可能性を示唆する試みと言えるでしょう。
多様な企業・団体が参画する壮大なプロジェクト!
本プロジェクトは、三菱地所株式会社、ユアブライト株式会社、『Forbes JAPAN』、アドビ株式会社など、さまざまな企業・団体が参画することで、リアルとメタバースの連携を促進し、新たな文化体験を生み出すことを目指しています。
今後の展開
奏楽会は、今秋からメタバース上の「オペラハウス」の具体的なプランニングを開始し、来春を目標に本格的な構築を目指します。メタバース上で本格的なオペラハウスを称するものは現在存在しないため、本プロジェクトは、文化芸術におけるメタバースの可能性を切り開く、画期的な試みとなるでしょう。
メタバース上の「オペラハウス」は、さまざまな文化芸術イベントを開催することで、新たな文化コミュニティを形成し、文化消費者の拡大を目指していきます。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人 奏楽会
- 住所
- 東京都千代田区九段南4-7-3プラウド九段南1306
- 電話番号
-
03-4570-6731