新提案の昆布締め
2025-10-23 11:34:14

氷見伝統の昆布締めが新提案!発酵カレーとのコラボイベント

発酵カレーの「脇役」が主役に!



今年、2025年10月1日から11月14日まで開催される「第5回ひみ昆布〆サミット」は、氷見の伝統的な食品保存技術「昆布締め」を現代に蘇らせるための注目の食文化イベントです。このイベントには、全国から数十店舗の飲食店が参画し、それぞれが自らのスタイルで「昆布締め」を取り入れた新たな料理を披露します。

特に注目されているのは、下北沢の【cafe 明日も発酵ごはん nippon】。ここは発酵をテーマにしたカフェで、看板メニューである「発酵カレー」の付け合わせとして、新たに生まれた「発酵昆布締め福神漬」が顧客の注目を集めています。この福神漬は、もともとはカレーの付け合わせとして提供されていましたが、SNS上での反響を受けて、急遽テイクアウト販売を開始しました。

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昆布締めとカレーの意外な融合



このカフェで提供される発酵昆布締め福神漬は、昆布で締めた新鮮な野菜の風味と、発酵カレーとの絶妙な組み合わせが特徴です。昆布で締めることによって、野菜の旨味が増し、独特のまろやかな酸味が加わるため、発酵カレーとの相性も抜群です。訪れる客の多くが、その驚くべき深化した味わいに感激しています。

料理研究家の是友麻希氏は、「脇役だった漬物が、昆布締めによって主役になった。食文化には発酵がもたらす可能性がある」と語っており、これは伝統的な保存食と現代の食文化を見事に融合させる試みとなっています。

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文化交流の架け橋としての役割



氷見市は能登半島の付け根に位置し、つい最近の地震では一時的に困難な状況を迎えましたが、今回のイベントは、その伝統を東京の若者文化の中心地で発信することで、復興への支援も狙っています。今回の発酵昆布締め福神漬には、北海道産の昆布が使用され、氷見では昆布は収穫できないため、歴史的な背景とともに、北陸の食に関連する新しい発信が行われています。

江戸時代から続くこの「昆布締め文化」は、北前船を通じて北海道から昆布が運ばれ、その後氷見の新鮮な魚や野菜と結びついて発展してきました。今日では魚だけではなく、肉や野菜にもこの技術を応用することで独自の食文化が形成されています。

その結果、食を通じて地方の魅力を再発見し、東京と北陸の架け橋となることを目指す素晴らしい試みが、今回のイベントでも披露されます。

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発酵昆布締め福神漬 商品概要



  • - 商品名: 発酵昆布締め福神漬(テイクアウト用)
  • - 価格: 100g 550円(税込)
  • - 販売開始: 2025年10月〜期間限定
  • - 販売場所: cafe 明日も発酵ごはん nippon(東京都世田谷区北沢3-31-5)
  • - 特徴: 北海道産の昆布を使用した、化学調味料無添加の自家製漬物。
  • - 監修: 是友麻希(一般社団法人 発酵ライフ推進協会 代表)

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イベント概要



  • - イベント名: 第5回 ひみ昆布〆サミット
  • - 開催期間: 2025年10月1日〜11月14日
  • - 主催: ひみの食ブランディング協議会
  • - 受託運営: 株式会社フードマイニング
  • - 内容: 全国の飲食店が氷見の昆布を使った「昆布締めメニュー」を提供し、食文化の継承と地域の活性化を目指しています。

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監修者のプロフィール



是友麻希(これとも・まき)
料理研究家であり、一般社団法人 発酵ライフ推進協会の代表理事を務める。全国に11拠点を持つ発酵料理教室を運営し、発酵文化や腸活メソッドを進めながら、日本の食文化の継承と地方創生に寄与しています。


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会社情報

会社名
cafe 明日も発酵ごはん nippon
住所
世田谷区若林5-16-11-301
電話番号
080-4322-3620

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