ブレイズのEVデリバリーが航空自衛隊に採用されました
株式会社ブレイズ(名古屋市)は、航空自衛隊の温室効果ガス削減対策の一環として、EVデリバリーを全国の航空自衛隊基地に導入したことを発表しました。この取り組みは2050年カーボンニュートラルの目標に則ったものであり、国の計画に基づいて実施されています。
環境対策の背景
航空自衛隊のEVデリバリー採用は、「防衛省がその事務及び事業に関し温室効果ガスの排出の削減等のため実行すべき措置について定める計画」に沿って進められています。この計画は、国等による環境物品の調達推進に関連する法律に基づいていることから、環境への配慮を念頭においています。
具体的には、太陽光発電の導入や新築建物のゼロエネルギー化、省エネルギーを意識した電動車やLED照明の導入、再生可能エネルギー電力の調達など、幅広い施策が盛り込まれています。これにより、環境への影響を軽減し、持続可能な社会づくりを目指しています。
EVデリバリーの特徴
ブレイズのEVデリバリーは、環境に配慮した静音性能を持つ三輪タイプの電動デリバリーバイクです。この製品は、運転席と荷台が分かれた構造を採用しており、カーブをスムーズに曲がれるだけでなく、荷物の安定した運搬が可能です。また、家庭用コンセントから充電ができるため、特別な工事なしに利用を開始できます。
さらに、走行音が静かであることから、深夜や早朝の配達でも安心して使用できます。これにより、配達業務の効率性が高まり、地域社会にも優しい選択となります。
EVデリバリーの価格は、ルーフレスタイプが税別545,000円からスタートし、充電コストもリーズナブルでわずか156円で済むことが特徴です。車検や車庫登録が不要なため、ランニングコストも抑えられます。また、原付登録モデルとミニカー登録モデルから選択可能です。
まとめ
このように、株式会社ブレイズのEVデリバリーは、航空自衛隊における環境対策の一環として導入され、2050年に向けたカーボンニュートラルの実現に寄与しています。今後、これらの取り組みがどのように発展していくのか、期待が寄せられます。環境に優しい選択肢としてのEVデリバリーは、採用が進むことで、より多くの事業者にも影響を与えるでしょう。