AI活用で地方の企業課題を乗り越える
2025年8月19日、株式会社レイメイ藤井の鹿児島支店にて「人工減少時代を乗り越える AI活用セミナー」が開催されました。当社、株式会社ユルリカの代表である小田幸治が講師として登壇し、多くの企業担当者に対してAI技術の活用方法を紹介しました。
セミナーの背景
地方では人口減少が進む中、企業は人手不足や採用コストの高騰に直面しています。このような環境下で、小田は「人がいないなら、AIに託そう」と提唱。AIを「24時間働く新卒の東大生」と例え、単なるコストではなく人件費の置き換えとしてのDX投資を新たな視点から考える重要性を伝えました。
AI導入の具体例
セミナーでは、具体的なAI導入事例も紹介されました。例えば、FAXの自動読み取りを実現する「AI OCR」や、社内問い合わせに自動で対応する「チャットボット」を取り上げ、その効果を解説しました。これらのシステムを導入することで、手作業の業務が削減され、効率率向上が期待できます。
AI OCRの利点
AI OCRを使用することで、紙やFAXで届く書類を自動でデジタル化でき、業務の効率化が進みます。手作業でのデータ入力が不要になり、入力ミスの減少と共に、大幅な時間とコストの削減が可能です。
チャットボットの活用
社内向けのチャットボットを導入することで、社員は24時間いつでも自分の疑問を解決できる環境が整います。情報漏洩のリスクを軽減しつつ、業務の生産性を向上させる成果が期待できます。
参加者の反応
セミナーの後、参加者からは「ご紹介いただいたソリューションはどの業種にも当てはまることから、展開しやすいと感じた。とても勉強になった」や「自社の顧客カルテ作成などに役立つ内容で、非常に有意義なセミナーだった」という声が寄せられました。
今後の取り組み
弊社は、鹿児島県内の自治体や企業に対して、引き続きAIやデジタルツールを活用した課題解決を目指します。特に、生成AIやノーコードを使った業務改善、デジタル人材の育成、行政事務のデジタル化などに焦点を当てていく予定です。
セミナー登壇者プロフィール
小田幸治は、鹿児島県出身であり、IT企業での経験を経て2021年に株式会社ユルリカを設立しました。ノーコードやAIを用いた開発プロジェクトに多く関わっており、現在は鹿児島県のDX推進アドバイザーも務めています。
まとめ
AI活用セミナーは、企業が直面するさまざまな課題に対処するための有意義な機会でした。今後もこのような取り組みを通じて、地方の経済活性化に貢献できることを目指していきます。
このセミナーに関する情報は、公式サイトやお問い合わせでも確認できますので、興味のある方はぜひご覧ください。