かつサンドのパン耳から生まれた新たなクラフトビール「さぼエール」の魅力
社会が抱える食品ロス問題を解決するため、株式会社Beer the Firstが新たに生み出したクラフトビール「さぼエール」が登場します。このビールは、人気とんかつ専門店「とんかつ新宿さぼてん」とのコラボレーションによって生まれたもので、2025年4月23日から各地の店舗で販売が開始される予定です。
「さぼエール」という名前の由来は、かつサンドの製造過程で出るパンの耳。このパン耳を有効活用することで、食品ロスの削減に寄与しつつ、美味しいビールを楽しむことができます。ビールは「ウエストコーストIPA」というスタイルで、華やかなホップの香りが特徴的な一品です。パンの香ばしさと深い味わいが特長で、とんかつとの相性も抜群。サクサクのとんかつと爽快なホップの香りの調和が絶妙です。
プロジェクトの始まり
この特別なプロジェクトは、2022年の冬に始まりました。「とんかつ新宿さぼてん」からの提案で、パンの耳を使った商品開発がスタート。両社のコラボレーションでは、何度も試飲会を重ね、最終的に「さぼエール」が完成しました。代表取締役の坂本錦一氏は、「このビールで多くの人に新しい味わいを楽しんでもらいたい」と話しています。
さぼエールの詳細
「さぼエール」は、330mlのビンで提供され、販売価格は税込み1100円。販売場所は、新宿さぼてん本店の他、成田国際空港や東京スカイツリータウンなど、様々な店舗で楽しむことができます。ただし、20歳未満の飲酒は法律で禁止されていますのでご注意ください。
また、UTAGE BREWINGは「Beer the First」の新たなブルワリーブランドであり、持続可能なクラフトビールの提供を目指しています。美味しくて楽しいビールを通じて、食品の無駄遣いに関心を持ってもらうことが使命とされています。
とんかつ新宿さぼてんの魅力
「とんかつ新宿さぼてん」は、1966年に創業。高品質なポークを使用し、しっかりした味わいが人気のとんかつ専門店です。国内外に約500店舗を展開し、常に本物の味を追求しています。また、デリカ店舗では、お弁当や惣菜も含め、さまざまなメニューが提供されており、家庭でも専門店の味を楽しむことができます。
このように、「さぼエール」は単なるビールではなく、食材の余剰を活かした新たな価値を生み出す商品です。美味しいビールを楽しみながら、環境保護に貢献するという新しい形の飲み会をぜひ体験してみてください。