陸前高田のEVレンタカー
2020-01-24 16:30:11
環境に優しいEVレンタカーが陸前高田市で始動!観光の新しい選択肢
陸前高田市の新たな交通手段としてEVレンタカーが登場
岩手県陸前高田市では、環境に優しいEV(電気自動車)を使用したレンタカーサービス「三陸おもてなしレンタカー」が1月25日から営業を開始しました。この新たな取り組みは、観光客や地域住民の交通課題を解決するだけでなく、持続可能な観光を実現することを目指しています。
電気自動車を活用した観光の可能性
陸前高田市は、観光地としての魅力がありながら、交通網において課題を抱えています。特に、公共交通機関が限られているため、観光客は訪れたい場所に行くための自由が醒めてしまいます。そこで、「三陸おもてなしレンタカー」が登場しました。これにより、観光客は自らのペースで市内を周遊できるようになり、地域の魅力を最大限に引き出すことができます。
SDGs未来都市としての取り組み
陸前高田市は、2015年の国連サミットで採択された「SDGs(持続可能な開発目標)」の理念を受け、「ノーマライゼーションという言葉のいらないまちづくり」を基本理念に掲げています。市はこの理念に基づき、SDGsの達成に向けた取組を推進するために、全国的なモデル事業としても注目される存在となっています。
このSDGsの理念と結びついた「三陸おもてなしレンタカー」は、単なる移動手段を提供するだけでなく、観光を通じて地域の活性化を目指しています。
災害時の役割も担うレンタカー
陸前高田市は、東日本大震災で大きな被害を受けた経験があります。このため、災害時には電気自動車を非常用電源として活用する方針も持っています。電気自動車の貸出を通じて、市民や避難所への電源確保に貢献し、地域社会の持続可能性を高めることも目指しています。
交通利用を促進する取り組み
「三陸おもてなしレンタカー」では、すべての車両を電気自動車で統一して運営します。この選択は、環境への配慮だけでなく、交通の利便性を向上させるためのものでもあります。なお、EV車両は静かで快適な乗り心地を提供するため、観光にふさわしい選択肢といえるでしょう。
実際に体験できる試乗会の開催
オープン記念として、EVカーの無料試乗会が開催されます。参加者はアバッセ高田周辺を自由に試乗し、実際の使用感を確かめることができます。この機会を通じて、観光客は新たな観光スポットや周辺の魅力を再発見することができるでしょう。
名称とロゴに込められた思い
「三陸おもてなしレンタカー」という名称には、単なる車の貸し出しにとどまらず、観光客に最高のおもてなしを提供したいという強い思いが込められています。また、ロゴマークは三陸の豊かな自然を表現しており、地域の人々の温もりや接触の大切さを感じさせるものとなっています。
まとめ
陸前高田市でのEVレンタカーサービスは、地域の環境問題と観光の利便性を同時に向上させる新たな試みです。このサービスを利用することで、訪れる人々は自由に移動しながら、地域の文化や自然を存分に楽しむことができるでしょう。今後の展開にぜひ注目してみてください。
会社情報
- 会社名
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東北株式会社
- 住所
- 岩手県陸前高田市高田町字鳴石50-10
- 電話番号
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0120-26-7218