ニーズウェルとティアンドエスグループが提携
株式会社ニーズウェル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 船津 浩三)が、2024年10月29日にティアンドエスグループ株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、代表取締役社長 武川 義浩)との業務提携を発表しました。両社はこの提携を通じて、長期的な協力関係を築くことを目指しています。
業務提携の目的
この提携の主な目的は、九州地区における半導体ビジネスのシステムインテグレーションを強化することです。ニーズウェルは、数十年にわたり金融システム開発を中心にさまざまな業種向けのソフトウェア開発に携わり、多様な技術を駆使してデジタル経済への対応を進めています。特に、AIやRPAといった技術により、新しい機能を追加したソリューションを提供し、企業のDXを推進しています。
九州地方では、ニーズウェルは長崎開発センターを拠点として地域の優れた人材を活用し、技術力の向上と人材育成に力を入れています。これにより、地域経済の発展にも貢献しようとしています。一方、ティアンドエスグループは、半導体ビジネスに特化したソフトウェア開発を行い、新たな付加価値創出を目指しています。
共同の目指すところ
両社の提携によって、長崎や熊本など九州地域における半導体ビジネス関連のプロジェクトを共同で展開していく構想があります。双方の技術力やリソースを共有することで、より一層のシナジー効果を生み出し、既存の顧客への対応力を強化し、新たな顧客の獲得と収益の拡大を目指します。
ニーズウェルの船津社長は、「半導体ビジネスの中心地である九州地区で、ティアンドエスグループと協力し、当社の技術者の力を活かして成長を目指す」と述べています。また、ティアンドエスグループの武川社長も、「九州の半導体ビジネスの盛り上がりに期待し、ニーズウェルとの協業を通じて関連企業への価値提供に努める」とコメントしています。
今後の展望
この業務提携は、両社の業績向上や企業価値の増加につながると考えられています。ただし、当期の業績に与える影響は小さいとのことです。両社は、同提携の進行に伴い必要に応じて情報を公開することも明らかにしています。
会社概要
株式会社ニーズウェル
- - 所在地:東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニ ガーデンコート13階
- - 設立:1986年10月
- - 事業内容:ソフトウェアの開発・運用・保守、ソリューション製品の開発・販売・運用・保守
- - 公式サイト:ニーズウェル公式サイト
この提携を通じて、両社は九州地区での半導体ビジネスの発展に向けて更なる努力を重ねていく意向を表明しています。