農業支援サービス「ファームコネクト」が三井住友海上と業務提携を発表
農業特化型の支援サービスを提供している株式会社リタテラスは、三井住友海上火災保険株式会社との提携を正式に発表しました。この業務提携の目的は、農業分野におけるさまざまな課題を解決し、農家の方々に支援を提供することです。これにより、農業界の持続可能性と安定性を高めることを目指しています。
提携の第一弾:相続対策と資産形成に向けた新サービス
リタテラスはこの提携の初めとして、三井住友海上あいおい生命保険株式会社との協力のもと、相続対策と資産形成を目的としたコンサルティングサービスを2024年6月に開始します。この新サービスは、農家が直面する相続問題に特化したアプローチを提供し、農業経営の安定化を図るものです。詳細な情報は、以下のリンクから確認できます。
https://farm-connect.org/service/inheritance/
農家の相続問題にフォーカスしたサービス
農業を営む多くの家庭では、代々の農地や農機を所有しているため、相続時の負担が大きいことが一般的です。「相続の準備ができていない」「相続税が予想以上に高い」といった悩みを抱える農家さんは少なくありません。そこで、リタテラスはこのサービスを通じて、相続リスクに対する保障を提供することが期待されています。このような取り組みが、農家にとっての安心した生活を実現する一助となることでしょう。
コンサルティングサービスのメリット
新たなコンサルティングサービスでは、相続をテーマに専門のプロが「無料」でアドバイスや提案を行います。具体的なメリットは以下の通りです。
1.
生命保険を活用した相続税対策: 生命保険の相続税非課税枠を利用することで、税金対策が可能です。
2.
相続税の一括納付の確保: 相続税は発生から10カ月以内に納付する必要がありますが、生命保険に加入することで、相続時に必要な資金が確保できます。
3.
争族の回避: 受取人を指定することで、相続時のトラブルを防げます。
ファームコネクトの普及実績
ファームコネクトは2020年9月に設立された農業経営支援サービスで、これまでに数百件の農園支援を行ってきました。ウェブサイト制作、デザイン制作、補助金獲得のサポートなど、多岐にわたるサービスを展開しています。また、地方での講演やセミナーも評価を受け、全国での活動を広げています。
以下のような成功事例が多数報告されています:
- - 野菜農園は契約後半年で、月次売上が200万円に。
- - 枝豆は1日で130kgを販売し、売上38万円を達成。
- - 新規農園の月次売上が150万円に達するなど、実績が続々と出ています。
これらの成功事例は、農家が多様なマーケティング戦略を通じて成長する一助となり、農業経営の未来を明るくしています。
まとめ
両社の提携により新たに提供される相続対策サービスは、農業経営を行う方々にとって大変有益なものであり、今後の農業界の安心安全な発展に寄与することが期待されます。リタテラスは今後も農家の収益向上に努め、日本の農業のさらなる発展に貢献し続けることを目指します。