人事図書館の新たな挑戦
株式会社Trustyyleが運営する「人事図書館」は、2025年5月31日から始まる「冒険する組織のつくりかた」ワークショップシリーズを開催します。このプログラムは、全3回にわたって、参加者が自己の組織の課題を深く掘り下げ、より効果的なコミュニケーションと問題解決の手法を学ぶことを目指しています。
ワークショップの概要
このワークショップシリーズは特に人事担当者を対象としており、組織の全体を見立てる力を養うことが狙いです。以下の日程で進行されます:
- - 第1回(5月31日 14:00-17:00):組織の現状を見立てる 〜CCMを用いた構造的理解〜
- - 第2回(6月21日 14:00-17:00):課題仮説を深掘りする 〜対話による多角的分析〜
- - 第3回(7月19日 14:00-17:00):人事としてのアクションを探る 〜見立てから実践へ〜
開催場所は東京都中央区の人事図書館内、WACROSS NINGYOCHOの6階です。参加者は、組織の複雑な構造を理解し、解決策を見出すための高度なスキルを磨くことができます。
コアなアプローチ
本シリーズでは「Creative Cultivation Model(CCM)」を用いた組織分析の方法が中心に据えられています。CCMは、事業、組織、業務、文化、個人といった組織を構成する要素の関係性を示すモデルです。これを通じて、参加者は組織の問題点を明確にし、どのようにアプローチすれば良いのかを構造的に理解できるようになります。
例えば、第1回では参加者が自組織の現状について語り合います。「意外と語れることが少なかったけれど、'わからない'を語ること自体が大きな学びになった」というように、参加者は自らの気づきを得る機会に恵まれています。
多角的視点の獲得
ワークショップはただの知識習得に留まらず、参加者同士の対話を通じて多様な視点を得られるよう工夫されています。これにより、他の参加者からのフィードバックを受けることができ、自分だけでは気づけなかった点に新たな気づきをもたらします。「他社のベストプラクティスや課題を自然と知ることができた」との声も見られ、参加者同士の交流は非常に刺激的です。
最終目標は実践的ワークシート
このワークショップを通じて深めた知識が、より良い組織運営に貢献することを最終的な目標としています。最終的には、自らの組織の課題を明確にし、実践的な「オリジナルワークシート」を作成することによって参加者はその知識を実運用に反映させることができます。
登壇者の紹介
このワークショップでは、株式会社MIMIGURIのエンジニア遠藤雅俊氏と編集者水波洸氏が登壇予定です。彼らはそれぞれの専門分野から、参加者にとって貴重な学びを提供します。
人事図書館の役割
人事図書館は、2024年4月に東京人形町にオープンした人事関連職が集まるコワーキングスペースです。2500冊以上の人事書籍と600名以上の会員を擁し、学びのコミュニティとしての役割を果たしています。公式HP(
hr-library.jp)やX(
x.com/hr_library0401)もぜひチェックしてみてください。
この新たな挑戦を通じて、参加者は自組織の可能性を広げることができるでしょう。