新しい交通サービスで地域活性化を目指す
七十七銀行(本社:宮城県仙台市、頭取:小林 英文)は、運営する新たな駐車場管理事業「77Park(ななぱーく)」とカーシェアリング事業「77Mobility(ななもび)」に、タイムズ24株式会社とタイムズモビリティ株式会社が提供する「タイムズプラットフォームサービス」を導入しました。
この新しい取り組みは、特に人手不足や交通手段の減少が課題となっている現代社会において、地域の移動手段を改善し、市民の快適な移動環境を確保することを目的としています。これらのサービスは、観光振興や地域のまちづくりにも寄与することが期待されています。
タイムズプラットフォームサービスとは
「タイムズプラットフォームサービス」は、駐車場管理やカーシェアリングサービスを効率的に運営するための独自システムを提供するもので、駐車場やカーシェアリングに関するノウハウとインフラを持つタイムズが、他社ブランドでも高品質なサービスの展開をサポートします。このサービスを導入することで、七十七銀行は自社の資源を最大限に活かし、地域と連携した交通インフラの強化を図ります。
77Parkと77Mobilityの具体的な内容
「77Park」は、現在、七十七銀行の二日町支店に1カ所展開されています。駐車場の調整中であるため詳細な利用台数はまだ決まっていませんが、このサービスは、ユーザーにとって便利な選択肢となる見込みです。
一方、「77Mobility」では、ユーザーが「タイムズカー」アプリやウェブサイトを通じて車両を予約することができます。会員登録を行ったクルマでの利用が可能で、ドアは会員カードかアプリで解錠・施錠できます。カーシェアリングが広く普及することで、交通手段の選択肢が増え、地域住民にとって格段に便利になります。
交通インフラの補完と地域貢献
新たな交通モデルを展開する中で、七十七銀行は地域の経済活動や観光業の活性化を目指しています。特に、鉄道やバスといった既存の交通機関との連携を強化し、効率的でストレスの少ない移動を実現することを重要なポイントとして掲げています。これは地域の持続可能な発展にもつながるでしょう。
タイムズの革新性
タイムズ24は、1991年に日本初の24時間営業の無人時間貸駐車場を開設し、2003年からはリアルタイムの駐車空車情報やクレジットカード決済を導入するなど、駐車場サービスの利便性を向上させてきました。そして現在、全国に19,000件以上の「タイムズパーキング」を展開しています。タイムズモビリティも、2009年から本格的にカーシェアリングサービスをスタートし、いまや全国で63,000台を超える車両を提供しています。
今後とも、タイムズグループは「タイムズプラットフォームサービス」を通じて、質の高い駐車場およびモビリティサービスを展開していく考えです。地域と共に、より豊かな移動環境を実現するために挑戦を続けていきます。