株式会社FOOD & LIFE COMPANIES(F&LC)の子会社、あきんどスシローが、コロナウイルスの影響で国内スシロー店舗に設置していた飛沫防止用のアクリルパーティションを再資源化しました。この取り組みでは、回収したアクリルパーティションの一部を立体型パズルの形をした知育玩具へアップサイクルし、大阪府内の子供たちに寄付しました。8月21日、すでに寄贈式が行われ、この知育玩具が大阪府社会福祉協議会を通じて子供たちに届けられました。
知育玩具の魅力
寄贈された知育玩具は、子どもたちが自由な発想で遊びながら学べるように設計されています。お寿司をテーマにしており、魚の形をしたパズルのパーツを使うことで、孩子たちは創造力を働かせて様々な形を作り出す楽しい体験ができます。一人でも、複数人でも遊べるため、友達とのコミュニケーションも大いに楽しむことができるでしょう。
環境への配慮
スシローは、個々の店舗で設置されていたアクリルパーティションを通じて、環境負荷の低減にも貢献しています。再資源化により、5,589kgものアクリルがリサイクルされ、12,295kgのCO2削減が達成されました。この量は、杉の木1397本が1年間で吸収するCO2の量に相当します。
地域社会への貢献
F&LCは、今後も環境に配慮したビジネスの在り方を追求していくとともに、地域社会への貢献にも力を入れていく方針です。大阪府社会福祉協議会の副部会長である永野良子氏は、「地域の子供たちにこのような形で支援していただけることは非常に嬉しい」とコメントしており、スシローの活動が地域でどのように評価されているか明らかにしています。この取り組みは、企業が環境に配慮しつつ、社会的な役割を果たそうとする良い例となっています。
結論
スシローのアクリルパーティションの再資源化と知育玩具へのアップサイクルは、環境問題に対する新たな解決策を示すとともに、地域社会の育成にも寄与する重要な取り組みです。今後もこのような活動が広がっていくことが期待されます。