メイクリープス株式会社が提供するクラウド管理サービス「MakeLeaps」が、建設業務の見積作成を効率化する新機能を発表しました。これは、SCSK株式会社の「CELF Apps 階層見積」との新たな連携によって実現されます。この連携は2023年4月6日より開始され、建設業界における見積書や請求書の作成から送付、管理までを一元化します。
1. 連携機能の概要
新機能の主なポイントは、見積書や請求書を「CELF Apps 階層見積」で作成し、その後すぐに「MakeLeaps」へ取り込むことができる点です。これにより、電子送付や郵送手配も可能になり、従来の手作業による煩雑さを解消します。特に建設業界では、複雑な数値や要素が絡み合うことが多いため、こうした効率化は業務全体のクオリティを向上させる要素として期待されています。
2. 業務効率化の背景
建設業界は、長時間労働の是正や法改正への遵守といった課題に直面しています。特に、2025年の完全施行を控えた「改正建設業法」では、労務費内訳の明示が求められるなど、業務の透明性が重要視されています。このような背景から、業務の属人化を防ぎ、誰でも質の高い見積書を作成できるシステムが求められていました。
3. CELFの役割
SCSKが開発した「CELF」は、Excel感覚で業務アプリを作成できるツールです。これにより、見積業務の標準化が図られ、誰でも簡単に適正な見積書を作成できるようになります。また、見積作成後の手続きに関しても「MakeLeaps」がサポートするため、業務全体の効率化を実現します。
4. 新機能利用のメリット
この新しい連携機能により、見積から請求書管理までをデジタルで一貫して行うことが可能になります。これにより、手作業によるミスを減らし、時間の確保にもつながります。また、現場での承認や送付作業をクラウド上で行えるため、移動先での作業もスムーズに進められます。これが「2024年問題」と呼ばれる労働時間短縮の一助となり、健全な働き方を促進することでしょう。
5. 利用条件
この新機能を利用するには、SCSKの基本ライセンスと「CELF Apps 階層見積」及びMakeLeapsの基本ライセンス契約が必要です。これにより、業務の効率化を図るためのソフトウェアツールとしての機能を最大限に活用できます。
6. 両社のビジョン
MakeLeapsとSCSKは、企業における業務のデジタル化を推進し、働き方改革に寄与することを目指しています。新機能の提供により、建設業界の業務負担が軽減され、良好な労働環境に繋がることが期待されています。
このような取り組みは、建設業におけるイノベーションの一環として、他の業種にも波及効果をもたらす可能性があります。デジタル化が進む現代において、MakeLeapsとCELFの連携は、業務の合理化を図る一助となるでしょう。