バリューデザインが展開する新たなデジタルギフトの可能性
株式会社バリューデザイン(以下、バリューデザイン)は、インドのゲーム大国へ向けた新しいデジタルギフトサービスを開始した。このサービスは、ゲーム開発者向けのプレイテストプラットフォーム「Lysto」との提携によって実現したもので、急成長を続けるインドのゲーミングエコシステムに新たな価値を提供する。
インドのゲーム市場の成長
インドのオンラインゲーマーは、2025年には5億人を超えると予測されており、今後の成長が期待される。Mordor Intelligenceの報告によると、インドのゲーム市場は2024年に43億米ドル、2030年に87億米ドルに達すると見込まれており、年平均成長率は約15%に達するとのこと。このような背景から、バリューデザインは「ゲーム×デジタルギフト」の分野に注目し、Lystoとの連携を通じた新たなサービス展開に踏み切った。
バリューデザインの新しいサービス
Lystoとの提携により、バリューデザインは自社の広範な流通ネットワークを活用し、Lystoが提供するデジタルギフトをインド国内に提供することが可能になった。デジタルギフトは、即時に配信できるSMSやメールで送ることができ、柔軟な金額設定や12か月の有効期限が特徴だ。また、企業側のニーズにも応え、社員向けインセンティブや顧客ロイヤリティプログラムなどに利用されることが期待されている。
ゲーミング人口の多い若年層との親和性
特にインドのゲーミング人口の多い若年層との親和性が高いため、これを機に新たなユーザーとの接点を創出し、長期的な関係性を構築することが目指されている。今後バリューデザインは、インド市場におけるデジタルギフトの価値を広め、さらなる成長を狙っていく。
今後の展望
バリューデザインは、インドにおけるデジタルギフト市場の成長に向け、パートナー企業との連携を一層強化し、企業や消費者に価値を提供する戦略を展開していく。Lystoとの連携は、新たな「ギフトのかたち」をインド市場に提案する第一歩として位置づけられる。
Lystoプラットフォームの特長
Lystoは、ゲームスタジオと研究者向けのプレイテストプラットフォームで、ユーザーのプレイデータを分析し、ゲームの品質向上を図る。安全なコラボレーション環境とAI主導のインサイトを提供しており、開発者がより効果的にプレイヤーのリアルな体験を捉えることを可能にしている。
バリューデザインの取り組み
バリューデザインは、独自のキャッシュレス決済サービスを展開しており、特にインドにおいては、電子ギフトの幅広い提供を行っている。個人間ギフト、キャンペーン賞品、福利厚生といった多彩な需要に応えることで、11,900店舗以上でのサービス導入を実現、400以上のブランドとの取引を拡大している。
このように、バリューデザインが提供するデジタルギフトサービスは、インドの急成長するゲーム市場において新たな価値を生むことが期待されている。今後の展開に目が離せない。
会社概要
- - 会社名: 株式会社バリューデザイン
- - 所在地: 東京都中央区京橋3‐1-1 東京スクエアガーデン14階
- - 設立: 2006年7月
- - 代表者: 代表取締役社長 林 秀治
- - URL: 公式サイト