環境への意識を高める高校生たち
令和7年3月23日(日)、イオンモール直方にて「2025直方市環境サミット」が開催されます。これは、高校生たちが様々な環境に関するテーマについて調査し、その結果を発表するイベントです。
今回のサミットには、直方高校、鞍手高校、大和青藍高校、鞍手竜徳高校、筑豊高校の5校が参加します。それぞれの高校から選ばれた生徒たちが、自身の研究や取り組みをパワーポイントを使って発表し、今後の環境問題への意識を高めることを目指しています。
このイベントには、近畿大学の依田 浩敏氏がコメンテーターとして参加し、高校生たちの発表に対する質問や講評を行います。また、過去の環境サミットの様子は市の公式YouTubeチャンネルで視聴可能ですので、事前にチェックしてみると良いでしょう。
地球の未来を考える高校生たち
環境問題は、私たちの未来に深い影響を及ぼします。2020年、政府は2050年までに温室効果ガスの排出量をゼロにする「カーボンニュートラル」を目指すと宣言しました。それに続き、直方市でも脱炭素社会への取り組みを進めるため、2022年に「ゼロカーボンシティ宣言」を行いました。
このような背景の元で、今回の環境サミットは高校生に環境問題について考えさせ、発表する機会を提供することが目的です。発表を通じて、参加者・観覧者すべてが環境に対する理解を深め、行動を促すきっかけとなるでしょう。
イベントの詳細
日時: 令和7年3月23日(日) 午後1時30分~午後4時00分
場所: イオンモール直方1階リリーコート
参加校: 直方高校、鞍手高校、大和青藍高校、鞍手竜徳高校、筑豊高校
参加費: 無料
プログラムは、午後1時30分から開会し、午後1時40分に高校生たちの発表が始まります。筑豊高校は都合により、事前に撮影されていた発表動画を放映します。鞍手竜徳高校の参加は初めての試みです。最終的には午後4時に終了予定です。
同時開催のワークショップ
当日のサミットでは、近畿大学の学生によるワークショップも同時開催されます。「大学生といっしょにペットボトルで風車をつくろう!」というテーマで、使わなくなったペットボトルを利用した風車作りの体験が行われます。自然の力を利用して電気を生成する体験ができるため、環境への理解がさらに深まる内容となっています。
このワークショップは午後1時30分からスタートし、先着24名の参加者を受け入れるとのこと。事前予約なしで手ぶらで参加でき、エコトンイラスト付き鉛筆のプレゼントもあります。
参加の呼びかけ
地球の未来を考え、自らの言葉で発表する高校生たちと、その努力を観覧する皆さんとの交流が、環境問題への意識をより高める機会になることが期待されます。ぜひお越しいただき、未来の環境への取り組みにご参加ください。
質問等は直方市環境政策課にお問い合わせください。