待機児童数過去最少、タスク・フォースが保育サービスを進化させる取り組み

待機児童数が過去最少に、タスク・フォースの取り組み

待機児童数がかつてないほど少なくなる中、株式会社タスク・フォースは「選ばれる園」を目指して新たな取り組みを開始しました。これにより、全国に115の保育園を展開する同社は、BABY JOB株式会社のキャッシュレス決済サービス「誰でも決済」の導入を決定しました。このサービスは、2025年9月から全国の保育施設56園で利用可能になります。

1. キャッシュレス決済「誰でも決済」の意義

「誰でも決済」を導入することで、保育施設内での現金のやり取りが不要となり、保護者や保育士双方の負担が大幅に軽減されます。保護者は小銭を用意する必要がなく、クレジットカードやQRコードで簡単に支払いができるようになります。一方、保育士は現金の管理から解放され、本来の保育により専念できる環境が整います。この取り組みは、今後もこども誰でも通園制度等複数のプロジェクトに活用される予定です。

2. サブスクサービスの導入

さらに、タスク・フォースは保護者の負担を軽減するため、紙おむつとおしりふきのサブスクリプションサービスも導入します。これにより、保護者は毎日おむつに名前を書く手間が省かれ、保育士は個別管理にかかる時間を削減できるメリットがあります。BABY JOBの『手ぶら登園』は、日本初のこのようなサービスで、すでに8400以上の施設で導入されています。

3. 保育施設探しをサポート

保護者が保育施設を探す際には、BABY JOBが提供するポータルサイト『えんさがそっ♪』が役立ちます。スマホを使って簡単に施設を検索でき、見学予約もスムーズに行えます。これにより、保育士も電話対応の手間を減らすことができ、双方にとってかけがえのないサービスとなっています。

4. タスク・フォースの想い

株式会社タスク・フォースの代表取締役社長、早瀬京鋳氏は、「誰でも決済」の導入が保護者の利便性を向上させるだけでなく、保育士が良質な保育に専念できる環境を構築することを期待しています。また、BABY JOBとの提携を通じて、保護者と保育士の双方のニーズに応える支援ができることを心強く感じているとのことです。

5. 次世代型保育園の実現へ

タスク・フォースが運営する都市型保育園ポポラーは、働く親の多様なニーズに応える保育コースを設けています。保護者が安心して勤務に復帰できるよう支援すると同時に、子どもたちに必要な非認知能力の育成にも尽力しています。2023年11月には、保護者を対象に子どもの自立に関するアンケートを実施し、その結果をもとに新たなオリジナルカリキュラム『ソロ教育カリキュラム』を全園で実施していく予定です。

6. 食事の提供やイベントについて

さらに、タスク・フォースは2025年4月からの朝食サービス開始を予定しており、共働き家庭の忙しい朝をサポートする取り組みも行っています。毎年、約2000人が集まる大型イベントを開催し、地域とのつながりも大事にしています。

このように、株式会社タスク・フォースは、保護者や保育士の声に寄り添いながら、次世代型保育園の実現に向けた様々な施策を展開しています。未来の子どもたちのために、さらなる発展を期待したいです。