サステインズ、ESG投資促進へ
2016-08-01 11:00:04

サステナビリティ推進サイト『サステインズ』、東洋経済のCSR格付データを掲載開始!ESG投資の促進へ大きく貢献

サステナビリティ推進サイト『サステインズ』で東洋経済のCSR格付データが閲覧可能に



サステナビリティ推進サイト『サステインズ』を運営するサステナ株式会社(旧:株式会社ツナギバ)は、東洋経済新報社のCSR格付データを8月1日より公開しました。これは、ESG投資やサステナブル投資の拡大を背景に、企業の非財務情報開示促進と個人投資家への情報提供を目的とした取り組みです。

日本のESG投資市場の現状とサステインズの役割



近年、政府の「日本再興戦略」やスチュワードシップ・コード、コーポレートガバナンス・コードの施行、GPIFのPRI署名などにより、日本の投資市場ではESG投資の重要性が増しています。機関投資家は財務要因と非財務要因を統合的に評価するESGインテグレーションを実践しており、非財務情報の開示が不可欠となっています。

しかし、日本では上場企業でも非財務情報の開示義務がないため、自主的な開示や要請に応じた開示にとどまっているのが現状です。そこで、『サステインズ』は、企業の自主的な非財務情報開示を促進し、個人投資家への社会的責任投資を普及させるため、東洋経済新報社のCSR格付データを公開することにしたのです。ユーザー登録不要、閲覧無料で利用できる点が大きな特徴です。

東洋経済のCSR格付データ:1325社の評価情報を公開



公開されたデータは、東洋経済新報社が2015年に発行した「CSR企業総覧2016年版」に掲載された1325社(上場企業1285社、未上場企業40社)のデータです。「環境」「社会性」「企業統治」「人材活用」の4分野を評価し、「AAA」から「C」までの格付記号とレーダーチャートで分かりやすく表示しています。このデータは、東洋経済新報社が2015年6月から10月にかけて独自調査を実施した結果に基づいています。

サステインズの機能:企業評価・情報開示を支援



『サステインズ』は、企業のCSR/ESG情報を登録・公開できる機能や、それらを定量的に評価する機能、ステークホルダーによる企業評価機能などを備えています。さらに、企業の好感度アンケート機能やレーティング機能も充実しており、多角的な視点から企業のサステナビリティ活動を評価できます。コンサルティング会社などの検索機能も備え、企業のCSR活動支援にも役立ちます。

今後の展開:データの拡充と機能強化



『サステインズ』は、2016年12月には「CSR企業総覧2017年版」のデータ掲載を予定しており、「2016年版」との比較機能も追加する予定です。ユーザーからのフィードバックを反映しながら、情報提供と機能強化を進めていくとのことです。

サステナ株式会社:持続可能な社会を目指して



サステナ株式会社は、「よりよい社会を、未来へつなぐ」をスローガンに、独立・中立的な立場から企業のサステナビリティ活動を支援しています。国連責任投資原則(UNPRI)にも参加し、持続可能な社会の発展に貢献しています。

この『サステインズ』における東洋経済新報社のCSR格付データの公開は、日本のESG投資市場の活性化に大きく貢献すると期待されます。企業の透明性向上、個人投資家のESG投資への理解促進、そして持続可能な社会の実現に向けて、今後の展開にも注目です。

会社情報

会社名
サステナ株式会社
住所
東京都渋谷区渋谷2-19-15宮益坂ビルディング609
電話番号

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