リスク防止提携
2020-10-06 13:31:31
Riskifiedとギャプライズが手を組み、日本のECサイトに不正防止ソリューションを提供
オンライン決済の安心を追求する新たなスタンダード
オンラインショッピングの普及が進む中、EC事業者は不正取引の脅威にさらされています。そこで、イスラエルを拠点とするRiskifiedと、日本のマーケティングテクノロジー企業であるギャプライズが提携し、日本のEC市場に向けた不正防止ソリューションを提供することを発表しました。このパートナーシップは、両社の専門知識とテクノロジーを結集し、ECサイトの安全性を高めることが目的です。
不正防止のニーズが高まる背景
日本のEC市場は急成長しており、1億人を超える消費者がオンラインで買物を行っていますが、同時に犯罪者の標的にもなっています。これにより、正当な取引が不正と誤判断されて拒否されるリスクが高まり、事業者は売上を守るために慎重な対応を余儀なくされています。そこで、Riskifiedは、AIを活用した独自の技術をもとに、安全な取引を支援するソリューションを提供します。
Riskifiedの革新性
Riskifiedが提供するソリューションは、機械学習アルゴリズムを基盤としています。この技術によって、正当な顧客を迅速に識別し、不正行為を未然に防ぐことが可能です。これにより、EC事業者は承認できる取引を増やし、収益を最大化することができます。事実、Riskifiedを取り入れた世界中の企業は、売上増加とコスト削減を実現しています。
ギャプライズの役割
ギャプライズの代表取締役CEOである甲斐亮之氏は、「私たちギャプライズは、Riskifiedを日本市場に導入することで、EC事業者により良いカスタマーエクスペリエンスを提供できることを嬉しく思っています」と述べています。これまでの経験を生かし、グローバル企業のソリューションをローカライズし、日本の市場に適した形で提供する役割を果たしています。
目指す未来
このパートナーシップにより、EC事業者は、完全なチャージバックリスク保証の恩恵を受けることができるようになります。つまり、承認されたすべての取引がRiskifiedによって保証され、安心してビジネスを展開できる環境が整うのです。また、Riskifiedのマーケティング&チャネル担当VPであるJed Alpert氏は、「日本は世界で4番目に大きいEC市場であり、我々はギャプライズと協力することで、日本のEC事業者が直面する不正防止の課題を解決し、顧客にシームレスなショッピング体験を提供できると確信しています」と語ります。
最後に
Riskifiedとギャプライズの提携は、EC事業者に新たな価値を提供する大きな一歩です。今後も両社は連携を強化し、日本のEC市場において不正防止に向けた取り組みを進めていきます。これにより、企業が安心してビジネスを行える環境を整えることが期待されています。
会社情報
- 会社名
-
Riskified Ltd
- 住所
- 新宿区新宿1-6-8鈴木ビルB館4F
- 電話番号
-
03-5269-1038