障がい者の新たな可能性を開く「サポータープラン」
2023年11月、株式会社EiUが新たに開設した障がい者専用のビジネススクール「D-Biz College」で、新しい法人向けサービス「サポータープラン」が開始されました。このプランは、障がい者の雇用促進やキャリアアップを図る企業向けのサポートを提供するもので、障がい者を従業員として雇用している法人に大きな価値を提供します。
サポータープランの内容
「サポータープラン」は、月額5000円から利用でき、企業のニーズに応じた3つのプランが用意されています。具体的には、以下のサービスが含まれています:
- - 当社の公式ウェブサイトへの企業名やロゴの掲載
- - 共同プレスリリースの発信
- - 従業員がD-Biz Collegeを利用する際の割引提供
- - 定期的なレポートによる事業外研修としての提供
法人にとって、このようなサービスは見逃せないチャンスです。障がい者が持つ可能性を最大限に引き出すためには、専門的なサポートが必要です。
障がい者雇用の現実と課題
多くの企業が、障がい者雇用に対する意識を高めている一方で、現場ではさまざまな課題が存在しています。団体からのヒアリングを通じて多く寄せられたのは、雇用した障がい者が「やりがいを感じられる環境」を整えていくことの難しさです。業務の優先順位に追われて、障がい者の能力開発やキャリアアップの支援を十分に行えるリソースが不足しているという声も多く聞かれます。
このような課題を克服するために、D-Biz Collegeは企業が外部リソースを活用できる新たなアプローチとして注目されています。
サードプレイスとしての役割
D-Biz Collegeは、従来の職場を超えた「サードプレイス」としての役割を果たすことを目指しています。サービスを開始してから6ヶ月が経過し、受講生たちからはポジティブな声が寄せられています。
- - 自身の業務を見直し、より楽しむことができた
- - 新しい挑戦を始める意欲が湧いた
- - 外部で学んだことを業務改善に活かすことができた
参加者は新たな視点を持つことで、自己の成長を遂げ、職場でのパフォーマンス向上にも寄与しています。このような越境学習の重要性が、D-Biz Collegeを通じて再認識されています。
企業のCSR・ESG・SDGsの推進支援
さらに、企業がCSR、ESG、SDGsの観点から障がい者の雇用支援を広報することもD-Biz Collegeの目指すところです。これにより、企業の社会的責任を果たしながら、その活動を社会に広めることが可能になります。
今後の展望
D-Biz Collegeは、今後も障がい者のキャリア支援を進め、自己実現をサポートすることで、より良い社会の実現に貢献していきます。企業も障がい者の雇用を単に法定雇用率を満たす行為ではなく、障がい者一人一人が職場で能力を最大限発揮できるよう支援することが求められる時代が訪れています。D-Biz Collegeはそのための最前線であり続けるでしょう。
会社概要
- - 企業名:株式会社EiU(カブシキガイシャエイユー)
- - 代表取締役:渡邊 佑
- - 設立:2023年7月
- - 所在地:東京都墨田区江東橋4丁目27番14号楽天地ビル3階
- - 事業内容:就労障がい者向けのキャリア支援のためのビジネススクール&コミュニティ運営
- - 公式サイト:D-Biz College