GMO Flatt Securityが無料のエンジニア応援プログラムを開始

GMO Flatt Securityが新たに始めるエンジニア応援プログラム

GMO Flatt Security株式会社は、2025年9月1日から新たに「GMO Flatt Security エンジニア応援プログラム」を開始します。このプログラムの特徴は、企業のセキュリティ体制を構築するための支援が無料で提供される点です。セキュリティ専門家を招き入れた個別面談や、日本初のセキュリティ診断AIエージェント「Takumi byGMO」が利用できます。

プログラムの背景

昨今、開発現場におけるAIツールの活用が進む中で、セキュリティ対策が後回しになってしまうことが懸念されています。特に、専門知識がない企業がソフトウェア開発を進める際には、セキュリティへの配慮が不足しがちです。米国のセキュリティ企業Veracodeが発表したレポートによれば、AIが生成するコードの約45%には脆弱性が含まれているとのことです。

このような状況を受け、GMO Flatt Securityは、その豊富な支援経験を基に、専門知識のない企業でもセキュリティ体制を確立できるようにすることが本プログラムの狙いです。

プログラムの内容

「GMO Flatt Security エンジニア応援プログラム」は、1か月間の無料プログラムとして、セキュリティの専門家による面談セッションやAIエージェント「Takumi byGMO」の提供を行います。対象者は、主にCTO、VPoE、エンジニアリングマネージャー、情報システム担当者などですが、誰でも参加可能です。

主な提供内容

1. メンタリングセッション: GMO Flatt SecurityのCTOや専門家が直接、企業のセキュリティに関する悩みに答え、具体的なアクションプランを提案します。
2. AIエージェントの利用: 「Takumi byGMO」を1か月間無料で提供。これにより、ソースコードに潜む脆弱性を早期に発見・修正できる環境が整います。

参加方法

プログラムに参加したい企業は専用サイトから申し込むことができます。応募が審査を通過すると、プログラムに参加できるチャンスがあります。さらに、プログラム終了後も継続的にセキュリティに関するサポートを受けられる機会が提供されます。

期待される効果

このプログラムは特にスタートアップ企業にとって重要な意味を持ちます。セキュリティ強化の重要性を理解している投資家たちも、このプログラムに期待を寄せています。ジェネシア・ベンチャーズやCoral CapitalをはじめとするVC企業からは、セキュリティ強化を通じた成長支援への強い期待が寄せられています。

今後の展開

今後は、プログラムの対象を拡大し、情報システム担当者や他の責任者へと広げる予定です。GMO Flatt Securityは、日本におけるセキュリティ対策の重要性を訴え続け、エンジニアたちが安心して開発に注力できるよう支援を強化していきます。

まとめ

「GMO Flatt Security エンジニア応援プログラム」の開始は、企業のセキュリティ対策を手軽に支援する新たな試みです。特にスタートアップにとって、このプログラムを利用することで、安心して事業に専念できる環境が整うでしょう。セキュリティの基盤をしっかりと築くことで、ビジネスの成長を促すことが期待できます。